使命とは何か

自己の内なる声を聴く

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採用活動

弊社では現在、営業職の採用活動を進めている。

今日もお二人の応募者の方と面接させていただいた。


「ではまず○○さんの自己紹介をしてください」

「デジパを志望された動機はなんですか?」

「私の事業部では、オフショア開発とベトナム人エンジニア派遣と
日本人のクリエイター派遣のビジネスをやっているのですが
どれが一番興味ありますか?」


いつも定型の質問ばかりしている自分に気がついた。


採用とは、決して企業側が選んでいるわけではなく、
応募者だって、選んでいるのだ。

この企業が自分の人生にとってプラスになるかそうでないか、
それは面接官の言動や雰囲気から判断するほかない。

そう思ったら、面接するほうだって
もっと意味のある言葉を発しないといけないよなぁと反省した。


涙が止まらなかった面接

今までの自分の転職活動の中で
最も印象に残っている面接を思い出してみた。


それは、デジパに入社する前の転職活動中のこと。


前職の起業支援事業は、
オーナー都合で事業存続ができなくなり
私はその事業に大きな未練を残したまま
転職活動を余儀なくされた。
正直、ほかに行きたい企業なんて全くなかった。

どんなに面接慣れしていても
そういう「心の迷い」はやはり発言のどこかに矛盾を生んでしまう。


そんなときに出会った一人の面接官。

自分さえも気付いていなかった心の闇を
えぐり出されたような衝撃的な面接だった。


そして最後に、忘れられない言葉を言った。


「岡崎さんは自分の使命について考えたことがある?」

「はい、あるつもりです。」

「いや、ないな。もっともらしい夢なら語れるかもしれない。

でも、自分がいったい何のためにこの世に生まれてきて、
どこに向かって死んでいくのか、

あなたにはまだ見つかってない。

自分の使命に気付くということはね、
そこから先の人生が、そのことだけに向かって
まっすぐに進んでいけるようになるということなんだよ。

親の期待や友達からの評価、
そんな外部の声が一切どうでもよくなって、
何にも迷わなくなる。

そして、生きるのがとても楽になる。


周り道をしてきた自分に劣等感を持つ必要なんてない。


でもね、使命に気付くのは早いに越したことはないんだ。
なぜなら、自分の使命に気付いたあとの人生が長ければ長い程、
それを実現できる可能性が高くなるから。

だから焦らずにもう一度、しっかりと自分の心にだけ向き合いなさい。」


私は思わず顔を覆って号泣してしまった・・・

ほかの人が聞いたらそこまで反応する言葉じゃないかもしれない。
私だって普通の精神状態のときなら、
人目をはばからずに面接の場で泣いたりはしない。

でも当時私はひどく人生に迷っていた。

そこから逃げようとしていた自分を見透かされた気がした。
薄っぺらくて見栄っ張りな自分に気付かされた気がした。
自分が長年必死になって追いかけていたものが
崩れ去っていくような感覚だった。


その後・・・

それから数ヶ月後、私は不死鳥のように蘇った(笑)。


別に生まれ変わったなんて思ってない。
私は私で何も変わらない。
でもその面接のあと、自分自身と嫌という程向き合い続けたことで
過去の積み重ねの上にもう一段、
明らかに新しい自分の枠組みが出来上がった気がした。


今の私は、
その面接官とはまったく無関係の企業で
まったく無関係の仕事をしている。
面接という場の、わずかな時間のたった一度きりのご縁。
私にこの言葉を伝えるためだけに現れたような面接官だった・・・


スティーブ・ジョブズの言葉で、私が最も好きなものがある。

他人の言葉に、自分自身の内なる声をかき消されてはいけない。
もっとも重要なことは、自分の内なる声に従う勇気を持つことだ。
自分の心と直感は本当になりたい自分を知っている。
それ以外のことはすべて、二の次なのだ。

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