
ベンチャー企業女性役員のビジネスブログ。
仕事で人生を楽しく、自由に。
弊社では、13~15日までお盆休みをいただいておりました。今日からまたブログを更新させていただきますのでよろしくお願いいたします。
休暇中、久しぶりに立ち止まって色んなことを考えた。
「人生の短さ」について、
そして「働くということ」について。
◆◆人生と仕事について考えるおすすめ参考図書↓
友人の誕生日のお祝いランチをした。
ヒルズ側の海南鶏飯食堂にて。
もちろん、大好物のパクチーは大盛り(¥50追加)で!

お祝いしたのは、中学時代からの親友。
同じ中学・高校を卒業して、福岡の地元から東京の大学に進学して就職して、
もう十何年こうして一緒に歳を重ねている。
理系の彼女は、薬学部のマスターを卒業し、
現在は、外資系の製薬会社で開発の仕事をしている。
歩んだキャリアはまったく違うが、だからこそお互いに見えるものがある。
迷ったとき、悩んだとき、私はまず彼女に相談する。
友人と別れて、家の近所のレンタルDVDショップへ。
帰り道、いつもは自転車なのだが、雨が降っていたので
バス停を探しながらいつもと違う道を通ってみたら、こんな建物を見つけた。

女性と仕事の未来館
家の近くなのに、まったく知らなかったけど、
受付のお姉さんに聞いたらもう設立8年目らしい。
女性限定の起業支援セミナーなどやっているではないか!
女性の人生の中で「働く時代」の比重が高まった今、女性は働くことを通じて自己実現を達成し、生涯を充実したものにする道を模索しています。 豊かで活力ある社会を築いていく上で、女性が社会のあらゆる分野に参画できること、とりわけ、働く場において女性がその能力を十分発揮し、健康で充実した職業生活を送ることが重要になっています。 また、女性が「自分らしい働き方」を目指すことを支援することは、女性の新しい可能性を開くとともに、従来の社会のあり方や働き方に新しい風を吹き込むことにもつながります。このため、女性と仕事の未来館は働く女性・働きたい女性を総合的に支援する拠点として、2000年1月に開館しました。
女性と仕事の未来館では、セミナーや相談の実施、情報提供などさまざまな支援事業を展開することにより、働く女性・働きたい女性一人ひとりが働くことの中に自分自身の可能性を発見し、その可能性を広げ、心身ともに健康で生き生きとした自分らしい働き方を実現できるようサポートしています。
転職や起業、仕事と育児との両立に関するセミナーや相談会を
けっこう高頻度に実施していて、なんといっても民間団体のそれに比べて
講習料が破格に安い。
せっかくこういう施設があるのに、
なんでもっと認知度を上げる努力をしないんだろう・・・(怒)
起業支援には、ビジネスモデルと投資と政治が三位一体だと私は常々思っている。
これから少子化と労働力不足で下り坂一直線の日本では、
女性の社会進出とその支援の遅れにもっと危機意識があってもいいはずだ。
そして、我々が進めているベトナム人エンジニアなどの外国人労働者の活用も。。
私、将来この会館で働きたいなー。

週末、映画を観にいった。
激動の1960年代の世相、そして戦争や自らの恋愛に翻弄される
若者たちの青春をビートルズナンバーで綴った美しい映像の作品だった。
ビートルズの登場とその世界的ブームは、ベトナム戦争と重なり合う。
1960年のベトナム戦争がアメリカの若者たちに与える微妙な真理。
ビートルズ解散後のジョン・レノンも
解散後活動拠点を置いていたアメリカにおいて反戦活動を行っていた。
営業中、ベトナム戦争の話題になることはよくある。
この戦争が終わって33年。
ベトナムと日本の戦後復興のペースと若干違うのは、
終戦から11年後の1986年のドイモイ政策を経て
ベトナムは本格的な経済成長へと向かっていったためである。
とはいえ、この戦争がベトナムの近代歴史上最大の
転換点となっていることは間違いない。
また、ベトナムの人口の約60%を占める30歳以下の層は、
まさにこの戦乱を生き残った両親から生まれた戦後世代。
彼らが成長し、今のベトナムの経済成長を支えている。
「ライオン・キング」の演出家としても知られる「フリーダ」のジュリー・テイモア監督が、全編ビートルズのナンバーで構成したオリジナルミュージカル。1960年代、父を探しにリバプールからアメリカに渡ったジュードは、カウンターカルチャーやミュージシャンとの刺激的な生活に出会い、親友マックスの妹ルーシーと恋に落ちるが、ベトナム戦争の激化で仲間たちはバラバラになっていく......。U2のボノ、サルマ・ハエックらのカメオ出演も話題。

"I Want You"は若者に向かって徴兵を促す歌と化し、ベトナムの奥地で自由の女神を担いで息も絶え絶えに行進する兵士たちに"She's So Heavy"がかぶさる。愛がこわれ失意のジュードと戦地で傷つくマックスの映像が交錯し、"Strawberry Fields Forever"に乗せて真っ赤なイチゴに血と死のイメージが託される......。そんなふくよかなイマジネーションがちりばめられ、あらゆる青春の局面を語るにふさわしいビートルズの詞の数々に改めて驚かされながら、33のピースを組み合わせて普遍的な心の叫びを描ききるテイモア演出には、感服するしかない。決して'60年代の懐メロでは終わらない。20世紀の青春のきらめきは、憔悴しきった今という時代に、確かに乱反射している。

随分前に買った本だが、なんとなくそのままになっていたので
改めて読んでみた。
というのも、ベトナムビジネスを始めてから、事業開発現場のあらゆる場面で
しばしばこの「ブルー・オーシャン」という言葉が頭に浮かぶ。
これまでたくさんの事業立ち上げに関わってきたが、
いつも競合との価格競争や潰し合い・・・まさに血みどろの
いわゆるレッド・オーシャンの中で、いつしか事業価値そのものを見失い、
心身ともに疲れきっていくことが幾度となくあった。
でも今回はちょっと違う。
もしかして私、今ブルー・オーシャンの中を泳いでにいるのかしら・・?(笑)
●たいていのマネージャーは、自分の担当業務に関係するかぎりでは、
自社と他社の競合具合についてはっきりした考えを持っているだろうが、
業界全体のダイナミクスを見通せる人材はまれである。●市場シェアを伸ばそうとする企業はえてして、既存顧客層の維持・拡大を
図る。この結果、セグメンテーションの精度を高め、製品やサービスを
顧客の嗜好に近づけていく場合が多い。(中略)セグメンテーションを突きつめて
顧客の嗜好を満たそうとする企業は、ともするとターゲット市場を狭めすぎてしまう
きらいがある。●顧客だけに目を奪われるのではなく、顧客意外の層に視線を向けるのである。
そして顧客間の違いに焦点を当てるのではなく、買い手が共通して重んじる
要素をテコとして使うのだ。●まずは戦略価格がいくらであるかを見極め、続いてそこから望ましい利幅を
差し引いて、目標とするコスト水準を算出する。コストプラス方式で価格を
設定するのではなく、あくまでも「価格マイナス方式」でコストを導き出すのだ。
利益をもたらし、なおかつ他社から模倣されにくいしくみにするためには、
この原則を貫くことが必須である。●業界の価格モデルを覆すのである。戦略価格の水準はそのままにして、
価格モデルを変更すれば、往々にして課題を克服できる。
最後の「価格モデルを覆す」とは、例えば、DVD販売をレンタル業へ切り替えたり、
売り切りをリースにする、また、商品を時間貸し(time sharing)したり、
小口化(slice-share)という手法もある。
小口化とは、例えば、投資信託のファンド・マネージャーが、従来は
プライベート・バンクが富裕層だけに提供していた良質の投資ポートフォリオを、
小口化して、一般の投資家にも利用可能にすることなどを指す。
私のつたない経験値で恐縮だが・・
事業開発の現場においては、投資事業ということもあって
私は日々原価計算ばかりが先に立ち、そこに利益を上乗せして
価格を設定していることのほうが多い。
だが、マーケットから見たときの戦略価格を先に設定して
そこから利幅をとってコストを算出する、そしてその算出コストに見合うよう、
企業努力によってコストを抑えることは確かに重要だ。
当然、戦略価格の設定というところが難易度は高いが、
コストに見合わなければ「価格モデルを覆す」という発想は
事業開発において大変重要だと思った。

(↑弊社のアライアンスパートナー、ビンナムのご担当、小玉さん(左)と
先日ベトナム出張に行ってきた事業部メンバー市嶋のツーショット写真)
ビンナムさんは、画像処理技術に強みがあるベトナム企業。
弊社がディレクションに入り日本企業からの案件を協業で進めている。
少し古い記事だが、ビンナムさんについて書かれた記事を見つけて、
キム・トゥック社長の言葉に感動した。
キム・トゥック社長は志高く外見も美しい女性社長だ。
サイゴンタイムズ(日刊)第2154号2004年4月1日(木)身障者の積極雇用を進めるビンナム・コーポレーション
(ヴァン・バオ記者~ホーチミン)ビンナム・コーポレーションは、身障者雇用を積極的に行っている。
ヴァン・トゥイ・キム・トゥック社長は「身障者のスタッフが全体の50%になるまで、私は結婚しないでしょう。」と語る。
製図やグラフィックデザインの知識をもつ身障者が、ビンナムで活躍している。小柄で美しい社長は続ける「我々はただ身障者を支援したいだけです。」ビンナムには現在3名の身障者を含め、50名の社員が働いている。
「彼らが活躍できるようにビンナムでは採用した身障者にさらに研修を受けさせます。」と心優しき社長は語る。補足するとビンナムの3名の身障者の社員は、一定期間、社内研修を受け、さらにスキルアップした。
当初ビンナムでは、日本企業の厳しい要求に合わせるために健常者のみを雇っていた。「我々は多くの身障者が技術を持ち、意欲があればグラフィック・ワークが可能なことに気付いたのです。」とキム・トゥック社長は語る。
日本のパートナーはビンナムに対して、高品質、納期の遵守はもちろん、それ以外にも様々な要求をしてくる。ホアセン専科大学IT学科卒業後日本の会社で働き、経験を積んだキム・トゥック社長は幾多の苦難を乗り越え会社を率いてきた。「我々は一日 中、食事の時間も睡眠時間も、納期に仕事を完了させるために働かなければなりませんでした。」
「日本のビジネス・パートナーは我が社の身障者雇用計画を高く評価しています。」
成果物や納期に対して、日本人が求める要求水準は
ベトナム企業とって基本的に非常に高い。
それでも国を越えて顧客満足を得るために
彼らは本気で取り組んでいる。
そのビジネスへのアグレッシブな姿勢は私も日々のやりとりから
強く感じているが、その上、障害者採用という形での社会意義的な
目標も掲げてるなんて、素敵。
ベトナム企業には本当にこういう会社が多い。
自社の利益だけでなく国全体の発展を願う彼らの姿勢に
日本企業が忘れたかけた大事なものを教えられる。
ちなみに写真の小玉さんは日本人だが、中国人のご主人とは
台湾留学時代に出会われたとか。
そして現在ベトナムへ移住。
子供さんも交えて、ご家庭では日本語と中国語とベトナム語が
入り乱れているという。
グローバルに活躍される日本人の方とまたお一人、
一緒にお仕事させていただけることを嬉しく思う。

日本では、資産規模が小さい企業ほど自己資本比率が 低い傾向がみられる。※コーポレートガバナンスの観点からみた場合、借入比率が高い(自己資本比率が低い)ことは、事業が失敗した際に借り手自身が失う資本(自己資本)が少ないため、借り手のリスク選好が高まり、無理な事業拡張を招きやすいというマイナス面と、資金調達面で借入企業の大きなステークホルダーとなる金融機関の発言力が高まり、企業経営に規律がもたらされるというプラス面の両方があると考えられる。
これに対して、米国では、中小企業の自己資本比率は大企業とほぼ
同水準である。(中略)
一方、欧州についてみると、フランスでは中小企業の自己資本比率が
中堅・大企業よりも高くなっており、やはり中小企業が外部資金を
調達するためには、十分な水準の自己資本が必要とされることがみてとれる。他方で、わが国同様、銀行中心の金融システムといわれるドイツでは、
中小企業の自己資本比率が中堅・大企業よりも低くなっている。わが国中小企業の資本基盤がき弱である背景には、銀行貸出の一部が実質的に「擬似エクイティ」として機能してきたことがある。ただし、銀行からみれば、貸出からの元利金収入は借入企業の事業が好調なときでも一定であり、株式のような利得(配当や株式の実質価値)の増大は期待できない。
(中略)
なお米国の中小企業の事故資本率が高い点については、しばしばベンチャーキャピタルやエンジェル投資家によるリスク性投資が活発だからという議論が聞かれる。しかし、正確な統計はないものの、米国でも、ITやバイオなどの一部業種の高成長企業を除けば、多くの中小企業では経営者自らによる出資が過半数を占めており、自己資本は経営者による出資と内部留保が中心となっている。たとえば、FRBのSSBF統計によれば、米国中小企業のうち、オーナーが経営者を兼ねている企業の比率は9割以上にのぼっている。また、Berger and Udellは、
米国中小企業の自己資本のうち、63%はオーナー経営者自身の
持分であり、エンジェルによる出資は7%、ベンチャーキャピタルは4%に
すぎないと推定している。
私はこの手の本が大好きだ。
以前、起業支援事業の立ち上げをやっていたことがある。
ビジネスプランコンテストを開催し、優秀な起業家に投資、
インキュベーションしようというものだ。
私は、将来成長しそうなビジネスプランを持つ起業家の
ファインディングと事業計画立案のコンサルティングを行っていた。
出資の比率は、ビジネスプランや起業家によってケースバイケースだが、
優秀な起業家ほど、当然出資の比率を上げていく戦略だった。
あるとき福岡の起業支援企業の社長さんから
アライアンスのお問合せをいただいてお会いしたことがある。
彼は、25歳くらいの若さだったが、
大学在学中よりリクルートでアルバイトをしていて
卒業後すぐに起業したそうだ。
ところが、信用がないため銀行がお金を貸してくれなくて、
資金集めには相当苦労してきたらしく、その年齢には見合わない
風格を持っていた。
その頃の苦い経験とそこから得たノウハウを活かして、
信頼もファイナンスの知識もない若い起業家たちに、
融資を基本としたコンサルティングをしているという。
自分の力で銀行から「お金を借りること」と「返すこと」を教えることこそが
起業支援のあるべき姿だというのが彼なりの持論だった。
その彼に
「出資をして子会社化するのは本当の起業支援じゃない。
御社は、金儲けのための操り人形を作っているだけだ。」
と商談が始まるなり激しく非難された。
操り人形・・・
その言葉がやけに耳について何日も離れなかった。
なぜ彼があそこまで非難したのかはよくわからないが、
それから私は、日本における起業支援とはいったい何なのか、
ということについてずっと考え続けいた。
この話は長くなるのでまたの機会に。。