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 「要求」の前に「感謝」の気持ちを

縁を結ぶ

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年に一度の全社会議?


先週末、島根県の出雲大社に行ってきた。

出雲大社といえば、縁結びの神様で有名だ。

(にわか勉強で大変恐縮なのだが)
10月は、日本中の神々が出雲大社に集結し、
各地に祭られた神がすべていなくなることから
一般的には、神がいない月=「神無月」と呼ばれるようになったらしい。

つまり、この期間、
日本中のすべての神様は出雲大社に出張しているというわけだ。

そのため、出雲地方だけは旧暦の10月を「神在月」と言って、
「神在祭」などの行事が行われるなど
参拝には適した時期だ。

【神在月】
一般に旧暦10月を「神無月」と申しますが、これは全国の村々里々に
お鎮りの神々が、1年に1度、目には見えない「神事(かみごと)」を司られる
「大國主大神」さまがお鎮りになります出雲大社にお集いになられ、
人々の"しあわせ"の御縁を結ぶ会議「神議(かみはかり)」がなされる故事に
由来します。それゆえ、古くより出雲地方では旧暦10月は神さまが
お集いになられる月ですので「神在月(かみありづき)」と申しております。

出雲大社といえば縁結び祈願だが、
「縁」とは、男女の縁はもちろん、
それ以外にも、良き師や友が出来ることも、
良き運が開けてくることも全てが縁であると考えられている。


私も日々仕事をしていて、結局のところ
すべては「縁」なのだといつも感じてる。

バックグラウンドのまったく違う人間たちが一つの会社の名前を名乗って
一緒に働くのも縁、
自社のサービスを使ってくださるお客様との出会いも縁、
協力会社も、パートナーさんも、会社同士のアライアンスや合併も
すべてが縁である。

エンジニアやクリエイターのように
自分で直接何かものを作っている訳ではなない私にとって
仕事とはまさに、「縁をつなげる」行為そのものを指している。


ちなみに神様にお願い事をするときは、
まず最初に「いつもありがとうございます」という
感謝の気持ちを表現することが大切なんだそうだ。

形骸化してるところもあるが、日本には、ビジネスメールや文書には
「いつもお世話になっております」という文言を必ず冒頭に付けるという
美しい慣習がある。
やっぱり、相手が誰であれ、自分の要求や主張をする前にはまず、
日頃の感謝の気持ちや相手を慮る気持ちを持つことが人として重要だ。

毎日楽しくお仕事をさせていただいてありがとうございます。
弊社の人材(神在)事業が大きく成長しますように・・・


縁結びぜんざい

出雲は「ぜんざい」発祥の地でもあるそうだ。

神在祭で振る舞われる「神在(じんざい)餅」がその起源で、
「じんざい」が、出雲弁(ずーずー弁)で訛って「ずんざい」、
さらには「ぜんざい」となって、京都に伝わったと言われている。

縁結びとぜんざいにあやかって、
ハート型や結びの飾りに仕立てたお餅入りのぜんざいを出すお店が
ガイドブックに載っていて
行ってみたら、女性たちの長い行列ができていた。

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なかなか商売がうまいなぁ・・と冷静に考えつつも、
一女子として、しっかり行列に加わっている私。。

ぜんざいセットに付いたおみくじは「大吉」で、
つい大喜びしてしまったけど、
もしかしたらこれも女心をくすぐる「リピート戦略」だったりして(笑)

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【書評74】なぜ、あながたリーダーなのか?

ロバート・ゴーフィー、ガレス・ジョーンズ著

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思考を形にする

本を読む目的として私が重視していることで、
「日頃なんとなくそう思ってるけど、はっきりと説明できないこと」
が、本の中の言葉を通して明確に認識できるようになる、
ということがある。

誰かの文章を読んでいて、
「ああ、私が今まで考えていたことってこういうことだったのかもしれない」
と気付かされることがけっこうある。

私は人材事業をやっていることもあって、色んな方から、
「自分がやりたいことがわからない」という相談を受ける。

でも、「やりたいこと」は
ある日突然天命がくだる訳じゃない。

実際に色んな経験をしてみるのが一番早いと思うが、
本を通じて得た他者の擬似体験でも、同じような効果が得られる。


今日ご紹介するのは、
会社の本棚の中から廃棄寸前のところを拾ってきた一冊。

リーダー論、マネジメント論に関するビジネス書は山ほどあるが、
期待せず読んだ割には、今まで漠然と思っていたことが私の中で
かなり「形になる」貴重な本だった。

しかも、翻訳本には珍しく文章が読みやすい。

リーダーの資質

●一つ目は、発言と行動が一致していることだ。
 自ら口にしたことは実行する、人に説いたことを実践するリーダーを、
 周りは「本物」と認める。
 逆に、自分では絶対やらないことを他人に求める行為などは、
 リーダーとしての正当性を著しく毀損する。

 二つ目は、首尾一貫していることだ。
 リーダーは、異なるタイミングで、異なる相手に対し、
 異なる役割を演じる必要性に迫られたとしても、
 「根底に流れるものは変わらず同じである」と
 周りに感じさせ続けねばならない。

 三つ目、最後の要素は「自分らしくあること」だ。
 簡単ではない。
 ただし、この「自分らしさ」こそが、
 首尾一貫性をかもし出す上での礎でもあるのだ。

●自らの強みを打ち出すことと、弱みをさらけ出すこと。
 自分らしさを押し通すことと、周りに同調すること。
 親密に歩み寄ることと、突き放して距離をとること。
 それをいかに巧みに達成できるかが、リーダーシップ発揮の核にある。
 三つのうち、一つか二つでは、真に人を動かすリーダーシップには足りない。

●弱みも「本物」でなければならない。
 本当に隠しておきたい自分の欠点から皆の注意をそらすために、
 何か別のものをひねり出すようなことは絶対に避けなければならない。
 人は、「偽物」を即座に見抜く。(中略)
 自分の短所を問われたとき、いかに多くの応募者が
 もっともらしくこう口にすることか。
 「わたしは少し野心的すぎます」、「私は皆に厳しすぎます」。
 そんな、弱みの衣をまとわせて、それとなく強みを持ち出そうとする姿勢が、
 どれほどうそ臭く見えることか。

●良いリーダーは常に、タスク志向とメンテナンス志向のバランスに気を配る。
 現在のチーム状況を踏まえて、どちらに振るべきか意識しながら
 バランスさせるのだ。そして基本的に不安定なそのバランスを、 
 時と場合に応じて変化させていく。
 極端な場合、一瞬一瞬で切り替えていく必要すらあるかもしれない。
 タスク志向で、即断即決が求められるときか。メンテナンス志向で、
 皆の意見を聞きコンセンサスを探るべきときか。
 そんな判断を繰りかえしていくのだ。

●リーダーの地位にあっても自分らしくあり続ける人は、
 自分が何者かを周囲に打ち出し続けている。
 そしてそれは、自らの来し方を自覚しているからこそ可能なのだ。
 しっかりと「根」が張られている。
 どうやって今の自分が形づくられてきたかを認識している。
 (中略)
 過去にはまったくなかったような局面、これまでの経験からは
 かけ離れた場面だ。優れたリーダーは、そのとき巧みに対処する。
 ずっとそうしてきたように、大きな変局点にも心地よく向き合うことが
 できるのだ。

「本物」のリーダーシップは、「自分らしさ」の中にある

本の中に、優れたリーダーの事例が
幾つかのエピソードとして織り込まれている。

その中の一人、「サラ」の場合が、
私の目指すリーダー像に近い気がした。

この世界で評価され受け入れられるために、
彼女が相当な自己研鑽を積んだことは間違いない。

しかし、彼女はもともとの自分らしさを決して失ってはいない。

海外を飛び回る中で幾分やわらいだとはいえ、
まだあからさま訛りを残して話す。洒落たホテルのラウンジでも、
雑多な繁華街のバーでも、同じように心地よくほろ酔いになっている。
皆を意外な場所にひきつれていくことも多い。

同僚たちもクライアントたちも、彼女を人間味あふれる人物として見ている。

また同時に彼女は、エリートたちが跋扈する高尚な市場・事業環境にも
ほどよく適応した。
良いリーダーが皆そうするように、なすべきことを果たす上で
必要十分な程度に同調したのだ。

彼女は、自分の役割をある意味面白がる余裕も持ち続けている。
彼女は彼女らしくあり続けてきた。しかし同時に、
成功した自分の姿を微笑みながら観察してるようなところもあるのだ。

彼女の同僚は、時折こう口にする。
「サラは驚くほどオープンだけど、どこか謎めいている」。
鋭い指摘だろう。

親しみやすくオープンであることと
感情に流されることなく常に冷静で客観的な判断力を保てること、
この二つのバランスをうまくとるのは案外と難しい。

私の以前の上司で、
着任中はすごく親しみやすくて温かい完璧なリーダーなのだけど、
そのチームのマネジメントを離れた瞬間から一切
個人的なつながりは持たない主義だという人がいた。

当時は淋しいような気がしたが、
今はその上司の気持ちがわかる気がする。

彼は心優しい立派なリーダーでありながらも、
部下に対して明確な線引きをしていたことで、常に冷静な判断力を失わず
新しい組織に移っても高いパフォーマンスを出し続けていられたのだろう。

チームを離れたあとも「元部下」を可愛がることが悪いとは思わないが、
そういう個人的な繋がりから、会社の縦の組織とは別に
横断的な派閥を作って妙な発言力を持ったりする役員クラスの人を
しばしば見受けることがある。

公私を切り離して考えれば問題はないのかもしれないが、
仕事は社員一人一人の人生の一部であることに違いはなくて、
上司は彼らの人生にどこまで入り込んでいいものなのか、
そもそも企業とはどこまで個人に対して責任を追うべきものなのか・・・

私にはまだそう簡単に答えが見付けられそうにない
課題である。。

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【動画付き!】奇跡のチーム

長い一日

昨日、弊社主催のオフショア開発セミナーを実施した。

午後4:00

先発部隊が会場入り。
受付、飲み物、配布資料、プロジェクターなど
すべての準備をばっちり整えてくれた。

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午後5:00

本日のメインスピーカー、
デジパベトナム代表の藤田が会場入り。

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午後6:00

受付開始。
弊社トップ営業マンと、語学堪能・癒し系No.1の
最強コンビ。

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午後6:30

弊社代表桐谷のご挨拶。

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午後6:40

デジパ全体の事業のご説明。

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午後7:00

ゲストスピーカー、株式会社パルシスの石井部長のご講演。
石井部長は1996年にタイ、バンコクで子会社を設立、
また、2002年には北京に進出、
北京ユーピーエスの副社長も務められた。

アジアへの深い理解と温かい眼差しを感じる講演だった。。

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午後8:00

弊社、現地法人代表の藤田の講演。

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けっこう笑える・・・
もしかしたら開発より、才能あるんじゃ・・・??(笑)

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私は司会者として参加させていただいた。

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午後9:00

セミナーは無事終了。

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右から・・・

戦略的なセミナー集客と、石井部長とのご縁、
更に当日長時間のビデオ撮影を担当してくれた芳賀さん。

藤田さんの熱いトークを資料に落とす重大な任務と、
今回のセミナー企画のすべてをディレクションしてくれた松岡くん。

会場準備、受付、また、当日突然の会社説明の大役を
気持ちよく引き受けてくれ完璧にこなしてくれた上杉くん。

きめ細やかな準備とサポート、行き届いたエレガントなお客様対応で
受付を最後まで守ってくれた小林さん。

そして、カメラマンの西山さんも・・

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皆のお陰でとても素晴らしいセミナーになったと思います。

本当にありがとう。。


セミナー動画

セミナーの様子は以下の動画でご覧いただけます。

デジパ株式会社主催セミナー【1】 ベトナムオフショア開発の可能性

デジパ株式会社主催セミナー【2】 ベトナムオフショア開発の可能性

デジパ株式会社主催セミナー【3】 ベトナムオフショア開発の可能性

デジパ株式会社主催セミナー【4】 ベトナムオフショア開発の可能性

デジパ株式会社主催セミナー【5】 ベトナムオフショア開発の可能性

デジパ株式会社主催セミナー【6】 ベトナムオフショア開発の可能性

デジパ株式会社主催セミナー【7】 ベトナムオフショア開発の可能性

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過去の資産を新たなビジネスに・・・

MMSフォーラム2008

COBOL資産の有効活用

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10/22(水)MMSフォーラム2008
────────────────────────────
【日時】2008年10月22日(水)13:30~
【場所】東京ステーションコンファレンス(東京駅)   
【定員】200名                   
【URL】http://www.tsh-world.co.jp/mms/forum    

◇10/22(水) 東京システムハウス株式会社はCOBOL資産の有効
 活用と更なる拡張をテーマに『MMSフォーラム2008』を開催いたします。
 フォーラムでは、富士通メインフレーム、IBMメインフレームからの
マイグレーション成功事例をご紹介いたします。
マイグレーションのご提案はもちろん、既にCOBOL資産をオープン化したい
企業様にも有効なソリューションをご紹介いたします。

◇対象:COBOL資産を保有するお客様
 COBOL資産のソリューションを検討されたいSI企業

【アジェンダ】
・『富士通メインフレームからのマイグレーション成功事例のご紹介』
・『東京システムハウスのソリューションご紹介』
・『AJTOOL新バージョンのご紹介』
・『IBMメインフレームからのマイグレーション成功事例のご紹介』
・『Micro Focus社 COBOL最新動向のご紹介』

COBOLは主にメインフレーム(汎用機)で使用するプログラムを
作成するための言語である。

構文が自然言語(英文)に近く、会計処理や事務処理などに
汎用的に使用できるという特徴を持っており、
企業のコンピュータシステムにおける事務処理システム用言語として
30-40年の長きに渡って広く普及した。

1960年代後半以降は、アメリカ規格協会(ANSI)により標準化されている。

非常に古い言語であることから、COBOLを操れるのは
団塊の世代が中心。

新たにCOBOLを習得しようという若者はいないが
今でもCOBOL案件は普通に存在している。
現在の莫大な量のCOBOL資源をすべて移管しないかぎり、
COBOL自体の需要がなくなることはない。

COBOLが誕生した当時とは違って、
今ではいろいろな種類のプログラム言語を利用できるようになり、
COBOL以外の言語で基幹業務システムを構築することも可能だ。
しかし、実際には40年以上経った今でも基幹業務系システムでは
COBOLが最も利用され続けている。

会場は補助席も含めて300人近くいたと思うが、満員御礼の大盛況だった。

ビジネス需要は新しいものばかりにある訳ではないんだなぁ。


という私も、COBOLに関するあるビジネスモデルを構想中で
このセミナーに参加した。。

どんなビジネスかは・・・・・・

また改めて!

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【書評73】このまま「アメリカ型」社会を目指して幸せになれるのか?~年金を破壊する「競争政策」の罠~

川崎二郎著

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アメリカという国

その自由な国民性と開拓者の精神が
ビジネスの世界では次々と偉大な起業家を生み出していることを
私はこのブログでよく取り上げている。

だが、我々日本人がアメリカ型を目指して本当に幸せなのか、
という普遍的とも言えるテーマを、
1947年(昭和22年)生まれの「段階の世代」の政治家、
衆議院議員の川崎二郎氏が語った著書。

政治家の本など滅多に読むことがないのだが、
何十年か後の日本の人口問題などが数字として具体的に示されており
参考になるところは多かった。

人口減少に伴う深刻な労働力不足の問題

●45年後の2050年にわが国の人口は9515万人、
 50年後の55年には8993万人になると予測されている。
 現在の1億2800万人から実に3割も減少、
 全人口に占める65歳以上の人口の割合を示す高齢化率は
 40.5%となり、現在のほぼ2倍に跳ね上がるという。

●国民経済の面では、少子化や人口が減少するということは
 きわめて重要な問題である。経済の潜在成長力が人口動態と
 生産性に規定されることを考えると、経済が停滞し、
 国民はさらに経済的に恵まれたかたちでの豊かな生活が
 望めなくなる。人口が急激に減る段階ではそれどころか
 貧しくなってしまう可能性が高い。

●人口減少という大問題に対して、こんなにも危機感が薄いのは
 先進国ではわが国だけだと言っても過言ではないだろう。

●人口が減るということは、労働力が減るということである。
 15歳から64歳までの生産年齢人口は今後50年でほぼ
 半減することが予測されており、仮に生産性が向上しないとすれば
 生産力は単純に半減するのだ。生産力が半分の規模に
 縮んでしまうことになるから、そのままでは経済活動は回らなくなってしまう。
 つまり、人口の減少とともに、しだいに経済や企業活動は
 縮小再生産のサイクルに落ち込んでいくことになる。

●明治維新以後これまで日本社会が経験したことのないようなレベルで
 長期的に経済停滞した社会が、もう目の前に迫ってきているのである。

●現状の公的年金が前提とする「出生率1.4」という社会に早く戻れば、
 50年のわが国は大丈夫だ。他の先進国並みの豊かな社会を
 実現できるだろう。

●2005年どは106万人しか生まれていない。100万人以下しか
 人材が供給されない社会がもう足音を立てて近づいてきている。

アメリカ型からヨーロッパ型社会へ

筆者の見解によると、
わが国はこれまでアメリカ型の社会構造に近かったという。

労働人口という観点で見た場合、
わが国では労働力人口が増え続けてきた。
アメリカは移民が押し寄せてくることで潤沢な労働力を確保している。
わが国は、段階の世代とそのジュニア世代によって、
国内の労働力を絶えず増加させることが可能だった。

しかし、これからやってくる人口減少、高齢化社会に併せて、
様々な角度から見直しをかける必要があるという。

例えば、人材供給のコアとなる教育制度の見直しである。
計画的なビジョンをもって、人材の育成をしていかなかれば、
社会を維持できないし、国際競争力も維持できない。

そこで筆者が主張する理由は以下である。

供給される人材の数が減少するなかでは、
どの分野にどれくらいの人材を供給するかというバランスが
きわめて重要だ。どのような方向で進むべきかを国が指針を示し、
両親および教師がそれに理解を持たなければならない。

結論としては、
わが国が目指すべき方向は、ヨーロッパ型の社会であって、
アメリカ型ではない、ということ。

その理由は、

人口構成上も似ているし、みんなで支え合うという文化的な
類似性も高いからだ。ヨーロッパには、アメリカのような熾烈な
競争社会はなく、ワークライフ・バランスが社会の基本である。
そういう道を選択しなければ、これからの超高齢化社会は
乗り切れない。

具体的に言うと、

消費税の増税により年金などの社会保障制度の財源手当がなされ、
制度がしっかりしたものになるのであれば、なにも恐れることはない。
個人が万一に備えてお金をストックしておく必要も減るわけだから、
国民の信頼・安心が高まれば、それは購買力、消費に回っていく。

ということらしい。。


結論自体にはやや疑心暗鬼ではあるが、
日本の労働力不足はそのままビジネス、というか経済そのものにとって
大打撃となることは間違いない。

私も日々の人材事業の営業活動の中でそのことを訴えているのだが
どうも日本企業全体にまだこの辺りの危機感はない。

現在までに生まれた人口の数は変えようのない事実なので
この先頑張ればどうにかなる類の問題でもない。

アメリカ型、ヨーロッパ型の是非はどうかく、
豊かな社会を維持し続けるためにこの問題をどう乗り切るのか、
一人一人が自分や自分の子供たちの身近な問題として
考えていく必要があることを再認識した・・・

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