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        <title>ベトナムに架ける橋</title>
        <link>http://vietnam-bridge.com/</link>
        <description>ベトナム事業部女性マネージャーによるベトナムビジネスブログ</description>
        <language>ja</language>
        <copyright>Copyright 2008</copyright>
        <lastBuildDate>Wed, 03 Dec 2008 18:25:51 +0900</lastBuildDate>
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        <item>
            <title>【書評91】やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている</title>
            <description><![CDATA[<h3>荒濱一／高橋学著</h3>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="619dzD9%2BwQL__SL500_AA240_.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/619dzD9%252BwQL__SL500_AA240_.jpg" width="240" height="240" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<h4>要するに、やるかやらないか</h4>

<p><br />
昨年出版された『結局「仕組み」を作った人が勝っている』の<br />
第二段。</p>

<p><strong>「仕組み」=「自分がさほど動かなくても自動的に収入が得られるシステム」</strong></p>

<p>と定義づけたこの本では、<br />
様々な「仕組み」所有者の「思考」にスポットをあて、<br />
具体的なビジネスモデルと「仕組み構築」までの経緯を<br />
わかりやすく紹介している。</p>

<p><br />
しかもここでいう「仕組み」とは、普通の人が1人で、<br />
できる限り小資本かつローリスクで実現できるものでなくてはならない。</p>

<p>わかりやすいところでは、アフィリエイトや株式投資などがあるが、<br />
この本で紹介されているのは、<br />
単純なアフィリエイター、デイトレーダーということではない。</p>

<p>一つのアフィリエイトモデルを完全な「仕組み」として横展開していたり、<br />
売買銘柄の決定をコンピュータのプログラム任せにし、<br />
毎日ほんのわずかな時間を使うだけで株式投資が行えたり、といった<br />
<strong>「手をかけずに莫大な収入をもたらすことに成功した人々」</strong><br />
だけを紹介している。</p>

<blockquote>

<p>●「一番難しいのは、自分の裁量を入れず淡々と法則（ルール）に<br />
　従うことなんです」</p>

<p>●「仕組み」を所有する最大のメリットは、「自分がどこにいて、<br />
　何をしていようと、収入の流れがストップすることがない」ということだ。</p>

<p>●「仕組み」所有者は、「加算的」ではなく、「乗算的に」収入を伸ばしていける</p>

<p>●「知識・テクニックを身につけること」と「『仕組み』所有者になること」は、<br />
　イコールでは結びつかない。<br />
　知識・テクニックは必要条件に過ぎないのだ。</p>

<p>●不動産投資をすると決意してから4カ月。<br />
　愛車を売り払ったり、ボーナス全額、月々の給料も半分近くを<br />
　貯金に回すなど涙ぐましいまでの努力をして資金を貯めるとともに、<br />
　物件探しを進めた。<br />
　（中略）<br />
　<strong>「いくら本を読んだりして研究していてもお金ははいってこない。<br />
　　どこかで思い切って物件を購入しないと始まらないと、踏ん切りを<br />
　　つけました。」</strong></p>

<p>●思いついたことをすぐに行動に移す。（中略）<br />
　<strong>「やるかやらないか。成功するかどうあは、そこにかかっている」</strong><br />
　これは「仕組み」所有者が口をそろえて発する言葉だ。<br />
　<br />
　だが、それだけでは言葉が足りないと思うのだ。（中略）<br />
　<strong>「仕組み」所有者のレベルを目指すには、アクセルを全開にする必要がある。<br />
　つまり、徹底的にやり抜くのである。</strong><br />
　<br />
　それは折れない心、というか迫力というか。その気概はすべての<br />
　「仕組み」所有者から、一種のオーラのように感じられた。</p>

<p>　そして、もちろん行動にもしっかりと表れていたのである。</blockquote></p>

<h4>企業という「仕組み」</h4>

<p><br />
若干趣旨がずれるが、<br />
私自身、これまで様々な事業立上げの中で、<br />
「誰でも回るスキーム」を作り上げることを常に心がけてきたつもりだ。</p>

<p><br />
新規事業はリソースが足りないので、<br />
一人で何役もこなさなければならない。</p>

<p>マーケティングも、企画も、営業も、DB作成も、経理も、法務的も・・・<br />
もし今日私が倒れたらこの事業終わるんだろうなーと思うことは、<br />
本当に何度もあった。</p>

<p>私個人としては、「私がいなきゃ進まない」ことが喜びだったし、<br />
そのことに大きな遣り甲斐も感じてきた。</p>

<p>「あなたが必要」</p>

<p>「この仕事はあなたでないと」</p>

<p>そう言ってもらえることは誰だって嬉しい。</p>

<p><br />
でも会社はそれでは絶対にいけないと、つくづく思うのだ。<br />
個人のスキルや情熱に依存した事業モデルから一日も早く脱して、<br />
「仕組み」を作り上げられる会社が勝ち残るのだろう。</p>

<p><br />
<h4>あのときはゴメン。。</h4></p>

<p><br />
そのことを初めて認識したのは、入社一年目だった。</p>

<p><br />
当時、某ビールメーカーでシステム関係の仕事をしていた私は、<br />
ある日、同期入社で東大出身のHくんにこう言われた。</p>

<p><strong>「岡崎はもっと会社の歯車になることを考えないとだめだよ。」</strong></p>

<p>私は彼のその発言に心底驚いて、<br />
「何言ってるの！<br />
　私にしかできないような意味のある仕事をすることが<br />
　会社にとってもいいに決まってるじゃん！」<br />
と飲みながら口論になったような気がする。</p>

<p>（↑青春ぽいなぁ・・・）</p>

<p>確かそのときは、正直、最後まで<br />
「なんだよ、こいつ。ちっちぇえな！」と思っていたのだが（笑）</p>

<p>・・・彼より5年くらい遅れてやっとその意味がわかった。</p>

<p><br />
もちろん個人が歯車になればいいとは思わないが、<br />
<strong>自分がいなくても、誰がやっても、</strong><br />
同じサービスレベルを維持できる「仕組み」があるというのは<br />
企業として本当に大事なことだ。</p>

<p>この顧客への普遍的に変わらない成果へのコミットを<br />
人は「信頼」と呼ぶのだろう。</p>

<p><br />
そのことを彼は私に諭していたような気がする。</p>

<p></p>

<p>でも、だ。</p>

<p>その日々の仕組みを動かすのは人間。</p>

<p><br />
「私でなきゃダメな仕事をやりたいという個人の欲求」と<br />
「一定のサービスレベルを保ち続けられる会社という仕組み」</p>

<p>この二つを融合させるのは、<br />
我々ベンチャー企業にとっては至難の業だ・・・</p>

<p></p>

<p><br />
で、ちなみに。</p>

<p>入社一年目で既に「歯車になること」の意味を完全に理解していた彼は<br />
現在、日本有数の一部上場企業の本社人事部で<br />
エリート街道をひた走っている。</p>

<p>元気かな。。</p>]]></description>
            <link>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/12/03_1825.shtml</link>
            <guid>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/12/03_1825.shtml</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">私の書棚</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 03 Dec 2008 18:25:51 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>堅実な未来に向かって！</title>
            <description><![CDATA[<h3>平日の街並</h3>

<h4>東京タワー50周年</h4>

<p><br />
平日の早い時間に街に出ることなんて滅多にないのだが、<br />
通勤で愛用の自転車が撤去されてしまって、<br />
集積所が7時までだったので珍しく6時過ぎに会社を出た。</p>

<p><br />
自転者を無事回収したあと、自宅へ向かう途中、<br />
東京タワーを前方に望む国道一号線を通るのだが、<br />
東京タワーがいつもと違う。</p>

<p><br />
ブルーだ。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="200812011856000.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/200812011856000.jpg" width="112" height="200" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
東京タワーの公式HPによると、</p>

<blockquote>

<p><strong>開業50周年記念新ライトアップ「ダイヤモンドヴェール」がスタート！<br />
東京タワーが光のヴェールに包まれます！</strong>  <br />
 <br />
東京タワーでは、12月23日に開業50周年を迎えるにあたり、<br />
開業50周年記念月間となる12月1日より、新しいライトアップをスタート致しました。</p>

<p>新ライトアップの名称は「ダイヤモンドヴェール」<br />
「ダイヤモンドヴェール」を点灯した姿は、<br />
まるで「貴婦人のような」と形容される東京タワーが、<br />
ダイヤモンドヴェールを纏っているかのような純白の輝きに包まれ、<br />
東京の夜景に新たな彩りを加えます。</p>

<p>「ダイヤモンドヴェール」は全部で17段ある光の階層それぞれが、<br />
七色に変化する機能をもち、色ごとに、メッセージが込められています。<br />
メッセージの中心となっているのは、愛、地球、環境、平和を守る心をはぐくむことです。</p>

<p>★ダイヤモンドヴェール　トータルコンセプト★</p>

<p>1)　象徴性<br />
東京のランドマークとして、大勢の方々に愛され親しまれている東京タワー。<br />
人々の心に、それぞれの思い出と共に、深く印象づけられている<br />
優しく、温かく、懐かしい光の象徴性を大切にします。</p>

<p>2)　永続性<br />
著しく変化する東京の風景の中で、変わらずに東京の中心に佇む東京タワー。<br />
50年間の歴史を大切にすると共に、変化に対応して次なる50年を視野に入れた<br />
永続性のあるデザインを指向します。</p>

<p>3） 環境性<br />
エネルギーに対する関心が高まる中、照明手法や運用方法などを工夫し、<br />
省エネルギー型のライトアップを実施します。</p>

<p><br />
■「ダイヤモンドヴェール」（新ライトアップ）概要<br />
名称　　　　　ダイヤモンドヴェール<br />
使用ライト数　276台<br />
点灯開始日　　2008年12月1日(月)　【週末や記念日に応じて不定期に点灯】<br />
点灯時間　　　20:00～22:00（2時間限定）</blockquote></p>

<p></p>

<p>ふうん。。。</p>

<p>東京タワーは時折、何かのイベントやキャンペーンで<br />
色や装飾を変えたりするらしい。</p>

<p>実は私は東京タワーの真下近くに住んでいるのだが、<br />
「灯台下暗し」とはまさにこのことで<br />
その色の変化にほとんど気付いたことがない。</p>

<p>そもそも東京タワーって12時消灯で、<br />
私が帰宅する頃にはだいたい消えている。</p>

<p><br />
今日はやっと気付けたなぁ♪</p>

<p><br />
<h4>祝福の泉</h4></p>

<p>そのあと新宿に用事があって南口に出てみたら、<br />
こちらもイルミネーションがすごい。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="新宿.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/%E6%96%B0%E5%AE%BF.jpg" width="200" height="112" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
っていうか、人が多くてびっくりした。<br />
平日も、みんな夜景見たり、買物とかしてるんだね・・</p>

<p><br />
こないだ会社のメンバーに<br />
「岡崎さんは会社引きこもりですよね。」<br />
と言われて、「おい！」と思ったが、<br />
なかなかうまいなと思った。</p>

<p>自宅で引きこもるわけじゃないから<br />
一見社会性があるようにも見えるんだけど、<br />
引きこもる場所が自宅か会社かの違いだけで、<br />
毎日深夜まで会社にいると<br />
世の中の動きに対する疎さのレベルは確かにほとんど変わらない。</p>

<p>昔・・・新卒で入った会社では<br />
「岡崎さん、会社は飲みに来るところじゃないんだよ」<br />
と言われるくらい飲み会好きだったけど、<br />
もう一生分くらい飲んだからいいや・・・</p>

<p><br />
で、そんな会社引きこもりの私が久し振りに街に出たら楽しくなって、<br />
一人で写真を取りまくったりした。</p>

<p>特に楽しかったのは、これ。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="image.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/image.jpg" width="112" height="200" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
<strong>あなたの未来を映し出す　「祝福の泉」</strong></p>

<p><br />
中央のオブジェの手前に4つのボタンがあって、<br />
そこから任意に2つボタンを選んで押すと、<br />
白いお堂全体が、幻想的な効果音と共に<br />
赤や緑の鮮やかな色の光で照らし出される。</p>

<p>色にはそれぞれ意味があって、<br />
何色に変わるかで、ボタンを押した人の未来が占えるという。</p>

<p>●グリーン...豊かな未来<br />
●レッド......情熱的な未来<br />
●イエロー...幸せな未来<br />
●ブルー......堅実な未来<br />
●ピンク......あま～い未来<br />
●ミックス...めくるめく未来</p>

<p><br />
私はなんと、ブルーだった！</p>

<p><br />
<strong>「堅実な未来」</strong></p>

<p>「堅実」なんて、ここ数年の私には最も縁遠い言葉だ。</p>

<p>劇的、紆余曲折、七転八倒、青天の霹靂、、<br />
そんな言葉しか浮かばないんですけど・・</p>

<p><br />
何かの間違いかと思って、もう一回挑戦したら、<br />
なんと二回目もブルーが鮮やかに灯った。。</p>

<p>もしかしたら来年こそ、<br />
ようやく安定した穏やかな人生が訪れるのかも！</p>

<p><br />
ちなみに、このイルミネーションの概要はこちら。</p>

<blockquote>

<p><strong>SHINJUKUサザンライツ2008－2009（新宿サザンテラス）</strong>  </p>

<p>2008年11月5日～2009年2月15日<br />
点灯時間/17:00～24:00（基本点灯時間）、16:30～（12月中）、12月31日は～翌1:00まで点灯　※時間・日程は変更になる場合があります</p>

<p>主催者： SHINJUKUサザンライツ実行委員会、小田急電鉄株式会社、タカシマヤ タイムズスクエア、東日本旅客鉄道株式会社 <br />
問い合わせ先： 新宿サザンライツ運営事務局　  </blockquote></p>

<p>それにしても、<br />
東京のイルミネーションのレベルって年々飛躍的に上がってる気がする。<br />
どこも集客努力には余念がないのだなぁ。。</p>

<p><br />
たまには会社帰りに街に出よう♪</p>]]></description>
            <link>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/12/02_1713.shtml</link>
            <guid>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/12/02_1713.shtml</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">カフェスア　ブレイク</category>
            
            
            <pubDate>Tue, 02 Dec 2008 17:13:37 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>ビューティコンシャスは時代を越えて</title>
            <description><![CDATA[<h3>負け惜しみですが</h3>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ルージョ.png" src="http://vietnam-bridge.com/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7.png" width="117" height="151" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<h4>そっくりなんですけど！</h4>

<p>先日恵比寿駅西口で配っていたフリーペーパーを手にした。</p>

<p>上質で光沢のある表紙と、<br />
ずっしりとした質感。</p>

<p>見た目はまるで女性誌だが、開いてみたら<br />
グルメと美容の店舗情報を掲載した広告媒体だった。</p>

<p>創刊一周年。<br />
発行元はリクルート。</p>

<p>創刊時のプレスリリースによると、</p>

<blockquote>

<p>株式会社リクルート（本社：東京都中央区　代表取締役社長兼 CEO：柏木斉）は、クーポンマガジン「HotPepper」のお姉さん版フリーマガジン『Ｌｕ*ｊｏ！（ルージョ）』を 2007年11月29日（木）に発刊致します。</p>

<p>■ 『Ｌｕ *ｊｏ！』のコンセプト ⇒東京在勤、 25歳以上の女性に向け、「ちょっと贅沢」「自分にご褒美」な情報を提供<br />
　「HotPepper」は、地域のお得な情報が探せるクーポンマガジンとして、F1層を対象に、日常シーンで使える飲食や美容などの情報を提供してきました。今回の新媒体『Ｌｕ*ｊｏ！』では、自分への投資を惜しまない東京在勤の25歳以上の女性に向け、「ちょっと贅沢をしたい」「自分にご褒美をあげたい」というニーズに応える情報を提供していきます。<br />
　『Ｌｕ*ｊｏ！』を手に取ってもらうことで、忙しく働く女性たちに、日々の生活が楽しみになるような予定を組み込んでもらいたい、そうすることでより豊かな生活を送ってほしい、と考えています。</blockquote></p>

<p><br />
「私の贅沢を予約するコンシェルジュマガジン」</p>

<p><br />
なぬーーーーー。。</p>

<p><br />
あのですね、これですね、<br />
グルメ情報こそないものの、<br />
ほぼ同じコンセプトで、そっくりな媒体を、<br />
私、2004年に創ったんですう！</p>

<p><br />
<h4>クーポンマガジン全盛期</h4></p>

<p>当時はHotPepper全盛期で、<br />
街にはまだ物珍しかったクーポンマガジンが<br />
溢れかえっていた。</p>

<p>クーポンマガジンの訴求力は本当にすごくて、<br />
クーポンを切り取っていけば無条件に安くなる<br />
⇒だから店の良し悪しはさておき、まずはお試し！<br />
というロジックで多くの消費者を広告出稿主である店舗に誘導した。</p>

<p>初めはクーポンなんかで安売りしたくない、<br />
うちのサービスをわかってくれるお客様にしか来て欲しくない、<br />
なんて言っていた店舗側も、いつしかその集客力に屈し、<br />
HotPepperはどんどんぶ厚く成長していった。</p>

<p><br />
僭越ながら、そこに一石を投じようとしたのが、<br />
私が企画をさせていただいた美容情報誌である。</p>

<p><br />
<h4>やっと時代が追いついた！？</h4></p>

<p>クーポンは確かに魅力的だけど、<br />
女性たちだって、本当に良いものにはちゃんとお金を払うし、<br />
（現代の働く女性たちはそれなりにお金は持っているし、）<br />
特に美容に関しては、安かろう悪かろうの情報なんていらない。</p>

<p>いいサロンが掲載されていて、<br />
誌面上でそれぞれのサロンの特徴がきちんと比較検討できるなら、<br />
クーポンマガジンよりも必要とされるはず。</p>

<p>そう信じて、<br />
「美を追求するビューティコンシャスたちへ」<br />
と銘打った。</p>

<p><br />
「コンシャス」とは、意識している、意識的なという意味。</p>

<p>「ビューティコンシャス」は<br />
ターゲットがブレがちな広告媒体に一本筋を通すための<br />
キャッチコピーとして設定したもの。</p>

<p>日本語だと、「美意識が高い」などと表現できるかもしれないが、<br />
かといって、月に何万も化粧品や美容に費やす、<br />
美容オタクのような特別な人たちを指している訳ではない。<br />
東京近郊で働く、可処分所得がやや高めのOL層なら、<br />
そのほとんどが「ビューティコンシャス」にあたると考えた。</p>

<p>だって、エステサロンや美容室を選ぶときに、<br />
値段さえ安ければあとはなんだっていい、<br />
などという女性は聞いたことがない。<br />
程度の差こそあれ、女性たちは少しでも効果のあるところを探そうと、<br />
口コミや雑誌などで真剣に情報収集してサロンを選ぶではないか。</p>

<p>【自分へのご褒美】という<br />
根拠があるんだかないんだかよくわからない女性特有の動機付けについても、<br />
何度も議論を重ねた。</p>

<p><br />
それは例えば1万円が高いか安いかという問題ではなくて、<br />
自分が美しくなれるとかリラックスした気分が味わえるという<br />
「効果への信頼」が、その金額に見合うと判断できるかどうかが重要なのだ。</p>

<p><br />
そう考えて、誌面上で、店舗選びの判断を助ける工夫を随所に施した（つもり）。</p>

<p>しかも、広告媒体なので、<br />
本を読むだけで満足してもらってはダメで、<br />
最終的に一人でも多くの方が店舗に足を運んでくれるよう、<br />
「予約する」というキーワードも重視した。</p>

<p><br />
もちろん、紙質や掲載される写真には最大限にこだわった。</p>

<p><br />
創刊後、広告主からは、<br />
「御社の媒体を見て来店するお客様は、<br />
単価が高くリピート率も高くて<br />
HotPepperのお客様とは明らかに違う」<br />
という嬉しいフィードバックもいただいたりした。</p>

<p><br />
でもやっぱり、HotPepperの圧倒的な営業力やインフラには<br />
勝てなかった。</p>

<p><br />
それから時は流れて、おそらくHotPepperの効果も<br />
以前に比べたら随分と弱くなったのだろう。<br />
HotPepperのお姉さん版『Ｌｕ *ｊｏ！』を創刊の経緯はよくわからないけど、<br />
本当に誌面の使い方が私の企画したものとそっくりなんだもの。。</p>

<p>結論としては、私のやろうとしていたことは、</p>

<p><br />
<strong>時代が早過ぎたんだな。（笑）</strong></p>

<p></p>

<p><br />
確かに事業のやり方や<br />
実際の掲載内容には色々と問題があったし、<br />
時代の流れを読み取ることも勝ち残るのに必要不可欠な条件だけど・・</p>

<p>（ちなみ掲載店舗共通のポイントカードも超考えたのになー。。）</p>

<p><br />
とにかく！<br />
あれはやっぱり絶対必要とされる媒体だったと<br />
私は今でも確信を持っている。</p>

<p></p>

<p><br />
何か・・・？</p>]]></description>
            <link>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/12/01_1611.shtml</link>
            <guid>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/12/01_1611.shtml</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">事業を立ち上げるということ</category>
            
            
            <pubDate>Mon, 01 Dec 2008 16:11:05 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>私を動かすもの</title>
            <description><![CDATA[<h3>母の後姿</h3>

<h4>受け継がれるDNA</h4>

<p><br />
私の母は経営者だった。</p>

<p><br />
祖父の代に起こした家業なので起業家ではないが、<br />
その精神力と働き方は、凄まじいものだった。</p>

<p><br />
共働きの家庭すら珍しかった私の子供の頃に<br />
母は従業員の身の上相談に朝まで付き合ったり、<br />
月末の棚卸のため会社に寝泊りしたり、<br />
普段は家に帰ると、私と兄に素早く食事を作って食べさせたあと<br />
そのままリビングのソファやこたつで、<br />
死んだように眠っていた。</p>

<p>私が中学生くらいになってからは、<br />
オフコンと呼ばれる大型のコンピュータに在庫入力する仕事を、<br />
従業員が帰ったあとの深夜のオフィスで母と二人でやったりした。<br />
「史さんは覚えが早いからお母さん助かるわぁ」<br />
と言われるのが嬉しくて仕方なかった。</p>

<p><br />
月末は毎月大量の請求書発行業務があった。<br />
当時はまだプリンターの技術も今程進んでいなくて、<br />
深夜に出力処理をして紙をセットし、<br />
家に帰って束の間の休息を取ったあとオフィスに戻ったら<br />
紙詰まりでほとんど作業が進んでいないということがよくあった。</p>

<p><br />
朝日の中で母ががっくりと肩を落とすのを見るのが<br />
何より切なかった。</p>

<p>片道数時間の距離を、母が運転するトラックの助手席に乗って<br />
配達について行ったりもした。<br />
営業センス抜群の母はどのお得意先でも人気者だった。</p>

<p>帰りの遅い母を待って淋しい思いも随分したが、<br />
パソコンなんて言葉もない時代に、<br />
女だてらにコンピューターを使いこなす一方で、<br />
大型トラックやフォークリフトも難なく運転できる<br />
スーパーマンな母が私は大好きだった。</p>

<p>誕生日には従業員から大きなバラの花束が届いたりしていた。</p>

<p>私が大人になってから<br />
母の会社と付き合いのあった、大企業の幹部クラスの方に、<br />
「あなたのお母さん程頭のいい女性を僕は見たことがない」<br />
と言っていただいたこともあった。<br />
そのたびに私は誇らしげだった。</p>

<p><br />
最近、そんな母の凄さが身に染みてわかるようになった。</p>

<p><br />
父は普通に安定した企業のサラリーマンを定年まで勤め上げた人で<br />
別に経済的に母の働きが絶対に必要な訳ではなかった。</p>

<p>それでも母は何かにつかれたようにいつも必死で働いていた。</p>

<p>家業のため。<br />
従業員のため。<br />
お客様のため。</p>

<p>そこには娘の私が呆れるほどに、<br />
「私利私欲」が微塵もなかった。</p>

<p><br />
「なんでもっと自分が得するように考えられないの！？」</p>

<p>高校生くらいになった私は<br />
生意気にも母にいつもそう意見していた。<br />
母は「そうなんだよねー」といつも笑ってた。</p>

<p><br />
でも今なら私にもわかる気がする。</p>

<p>あの頃の母の想いが。</p>

<p><br />
もし今ここにタイムマシンがあったら、<br />
私は「あの頃の母」と話がしたいと思う。</p>]]></description>
            <link>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/27_1205.shtml</link>
            <guid>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/27_1205.shtml</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">憧れのビジネスマン</category>
            
            
            <pubDate>Thu, 27 Nov 2008 12:05:07 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>キュビズム的思考を取り入れる</title>
            <description><![CDATA[<h3>この世に抽象なんてない</h3>

<h4>ピカソ展</h4>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="k1972547018.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/k1972547018.jpg" width="116" height="150" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p>週末、都内の二箇所の美術館で同時開催されている<br />
<a href="http://www.asahi.com/picasso/">ピカソ展</a>を観にいった。</p>

<p>ピカソは、よく知られているように<br />
作風がめまぐるしく変化した画家として有名であるが、<br />
中でも私が最も印象的だったのがキュビズムの時代。</p>

<h4>「キュビズム」とは何か</h4>

<p><br />
19世紀までの絵画は、対象物（神話、風景、静物、人物...）を<br />
一つの視点によって描くというのが伝統だった。<br />
そこに、対象物に自分の心象を反映させ、<br />
さまざまな手法を使ってそれを絵にしたのが、<br />
セザンヌやモネに体表される、いわゆる「印象派」である。</p>

<p>「キュビスム」はそこから更に新しい次元を用いたのだが、<br />
それは<strong>複数の視点であり、対象物の分析という視点</strong>。</p>

<p>例えばギターはばらばらに分解されて、また再構成される。</p>

<p>また、絵画に実際の新聞紙を張り付けるなど<br />
「異物」を混入させることで、絵画の意味を問い直す技法も見られる。</p>

<p><br />
例えばこんなふうに・・・<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="37bbaa4b1d08c9f64c50f98d4ead9adc.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/37bbaa4b1d08c9f64c50f98d4ead9adc.jpg" width="240" height="183" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
<h4>目の前の事象を組み立て直す</h4></p>

<p><br />
私たちはよく、ピカソのような絵を「抽象的」と表現する。</p>

<p>だが、ピカソはこんなふうに言ったという。</p>

<p><br />
<strong>この世の抽象的なんてものは存在しない。</p>

<p>すべては目の前にある物体から始まっているのだ。</p>

<p>ただ、それをその物としに認識しているのは<br />
人間の意識の結果に過ぎなくて、<br />
だから、私は目の前にある三次元の物体を、<br />
一度自分の中でバラバラに分解する。<br />
そしてそれをキャンバスの上で組み立てなおすのだ。</strong></p>

<p><br />
ピカソがどのような意図を持ってこう言ったか<br />
凡人の私には想像も及ばないが、<br />
ピカソの絵を見ていて私の中で考えたことがあった。</p>

<p><br />
目の前の事象を楽しいとか悲しいとか思うのは、<br />
ただ私の「意識」が勝手にそう判断しているだけなのかもしれない。</p>

<p>つまり、これは「正しくないこと」だとか「ありえないこと」だとか<br />
日々私が判断していることにはなんの事実性もなくて<br />
目の前で起きていることは目の前で起きていること、<br />
ただそれだけなのだ。</p>

<p>その人の過去の経験や価値観からくる「意識」というフィルタが<br />
人間に様々な感覚をもたらしていて<br />
私たちはその「自分の感覚」という不確定なものを<br />
あたかも普遍の真理でもあるかのごとく思い込む。</p>

<p><br />
ピカソの絵のように、<br />
一度全部ばらばらにして組み立て方を変えてしまえば<br />
同じ事象も全く違った形で見れるようになるかもしれないと、<br />
そんなことを考えた。。</p>

<p></p>

<p><br />
それともう一つ、<br />
ピカソの絵を見ていて思ったことがある。</p>

<p><br />
キュビズムの考え方は<br />
新規事業の立上げに似てるかもしれない。</p>

<p><br />
例え市場や業界が違っていても、<br />
そこには必ず一貫した法則みたいなものがあって、<br />
私は、新規事業を手がけるとき、<br />
その私の中の型みたいを、一度全部バラバラに分解する。</p>

<p>そしてもう一度、時流やターゲットという新しい概念、<br />
また、業界事情や競合といった逆風、つまり「異物を」混入することで、<br />
私なりのイメージを適切な形に再度組み立て直すのだ。</p>

<p><br />
<strong>「感覚はデフォルメ（歪形）し、精神はフォルメ（形成）する」</strong></p>

<p><br />
まさにその通りだなぁ・・・</p>

<p>っていうか、最近私余計なこと考え過ぎかなぁ・・・（笑）</p>]]></description>
            <link>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/26_1758.shtml</link>
            <guid>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/26_1758.shtml</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">事業を立ち上げるということ</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 26 Nov 2008 17:58:25 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>心と体のバランスをとることの必要性</title>
            <description><![CDATA[<h3>ヨガの意味を知る</h3>

<h4>自己回帰</h4>

<p><br />
週末、大学時代の友人に久しぶりに会った。</p>

<p>彼女は現在、ヨガスタジオやフィットネスクラブで<br />
フリーのヨガインストラクターとして独立している。</p>

<p><br />
彼女がヨガを始めたのは7年前。<br />
当時OLをしていた彼女は、<br />
最初は趣味程度の軽い気持ちでヨガを始めたのだという。</p>

<p>ところが、次第にヨガの奥の深さを感じていく中で、<br />
身体の変化と同時に訪れた、内面的な変化。</p>

<p>・・・それは変化というよりも、<br />
もともと持っていたものが引き出されたというほうが<br />
適切かもしれない。</p>

<p>きっと彼女が、自分自身でも気付いていなかった何かを<br />
ヨガとの出会いが呼び醒ましたのだろう。</p>

<p><br />
彼女はこの一年で人生に様々な転機があったのだが、<br />
現在は落ち着いた環境の中で<br />
日々ヨガと自分に向き合う時間を充分に持ち、静かに暮らしている。</p>

<p>大学時代から長年知っているが、<br />
今回、久しぶりに彼女と話していたら、<br />
「本当の自分」へとたどり着いた安らぎのようなものを感じて<br />
とても嬉しい気持ちになった。</p>

<p><br />
私は、この、<br />
自分のこれからたどるべき道をはっきりと見つけた人のみが放つ、<br />
不思議な"強さ"と"安らぎ"の感覚がとても好きだ。</p>

<p>そういう人と話していると、<br />
ジャンルに関係なく、なぜだか深い共感と敬意の念を感じる。</p>

<p><br />
<h4>ヨガがもたらすもの</h4></p>

<p>私も自分が生まれた意義や自己の内面の在り様には、<br />
強い関心があるほうだ。</p>

<p><br />
ただ私の場合は、それを人の話や、公演、書物などに求めることが多い。</p>

<p>そして外部から得たものを自分の頭の中の「言葉」で考え抜き、<br />
やはりまた、話すことや書くことという「言葉」でアウトプットしている。</p>

<p><br />
だから、ヨガが精神世界と繋がっていることを<br />
イメージ的に知ってはいるものの、<br />
一見ストレッチのようなあの体の動きが<br />
どうして自分の内面と向き合うことを可能にするのか、<br />
あの苦しいポーズと筋肉痛のその先に、<br />
一体何があるのか今一つ理解できなかった。</p>

<p>ヨガをやっている人にとっては常識なのかもしれないけれど、<br />
私はその疑問を彼女にぶつけてみた。</p>

<p>彼女の話の概要はこうだ。</p>

<p></p>

<p>頭で考えることと、実践は違う。</p>

<p>人間は頭で考えてわかった気になっていることが多いが、<br />
それは真の体得とは言えない。</p>

<p><br />
（今自分で書いていて気付いたのだけど、<br />
「体得」という漢字がまさに示すとおり、<br />
本当に自分のものにするというのは、やっぱり「体」を使うことなんだなぁ・・）</p>

<p><br />
そう、つまりヨガは<br />
自分の身体を使うことで、心と体を一つにし、<br />
マットの上で感じる学びと実践の融合を<br />
現実世界でも実現できるようになることの練習なのだという。</p>

<p>頭でわかっているだけ、では駄目で、<br />
やみくもに体を使うけ、でも駄目。</p>

<p><br />
その両方のバランスを取ることが、ヨガのポーズを取ることの意味。</p>

<p>それらのポーズには一つ一つに理由があり、<br />
心と体のバランスを整える作用がある。</p>

<p><br />
だからすぐに習得するのが難しいポーズであっても、<br />
何度も練習を繰り返すことで、<br />
無理なく自分の四肢がそれを形作るができるようになることが、<br />
現実社会をも生き抜く知恵と力を与えてくれるのだという。</p>

<p><br />
私の解釈なので正しく説明できているかわからないが、<br />
少なくとも私は彼女の話を聞いて<br />
なんだかすっと腹に落ちる気がした・・</p>

<p><br />
私は心と体、どちらかのバランスを失うことがたびたびある。<br />
でもそのたびに、どちらかがどちらかを<br />
無理やり引き上げて表面上の均衡を保っている。</p>

<p><br />
心が違うと言っているのに、無理やり動き回ってなんとかしようとしたり、<br />
逆に体が疲れていても気力でなんとかしようとしたり。</p>

<p><br />
そうやって「表面的に」いつでも変わらぬ結果を出すことが<br />
自分に求められているものだと思ってきた。</p>

<p><br />
だがしかし、本当にそうだろうか・・・</p>

<p><br />
もう一度自己の内面を見つめ直し、<br />
心にも体にも真にしっくり来る本当の自分の在り様を<br />
そろそろ確立するときが来ていることを、<br />
ヨガの話を通して友人が私に教えてくれた気がした。</p>]]></description>
            <link>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/25_1142.shtml</link>
            <guid>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/25_1142.shtml</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">カフェスア　ブレイク</category>
            
            
            <pubDate>Tue, 25 Nov 2008 11:42:02 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>【書評83】ベンチャー企業の経営と支援</title>
            <description><![CDATA[<h3>松田修一／監修　早稲田大学アントレプレヌール研究会／編</h3>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="51CRTQ0WVDL__SL500_AA240_.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/51CRTQ0WVDL__SL500_AA240_.jpg" width="240" height="240" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<h4>米国における起業の実態</h4>

<p>前職で起業支援事業の立上げをしていたときに<br />
購入した書籍。</p>

<p>400ページ近い長編で、<br />
ベンチャー企業のビジネスモデル構築からファイナンスの手法、<br />
危機への対応までを解説したもの。<br />
早稲田大学アントレプレヌール研究会の編纂だけあって、<br />
実用書というよりは、学術的な表現が多いが、<br />
この手の書籍の中では、理解しやすく非常に読みやすい本だ。</p>

<p>やはり私が気になるのは、起業大国である米国と、<br />
我が国日本の「起業」に対する、個人的、また社会的な考え方や<br />
評価の違いだ。</p>

<blockquote>

<p>●米国経済の再生は、既存大企業のリストラクチャリングを<br />
　中心とする企業確信による復活と、政府が政策的に進めた<br />
　ベンチャー企業輩出による牽引力という2つの輪が<br />
　両輪とも力強く回転していることにある。</p>

<p>●米国における開業率は15.9%（1991年~94年）で、<br />
　非常に高い（一方で廃業率も13.6%であるから<br />
　多産多死であるが、純増は2.3%もある）。</p>

<p>●起業家への支援は個人が開業を決意するもっと以前の段階、<br />
　つまり成人に達する前からはじまっているし、<br />
　それが効果的であるということだ。</p>

<p>●また、支援側も、民間企業、NPO、官、学と多くの期間が<br />
　連携することによって行われていることも特徴的である。<br />
　<br />
●米国では、幼稚園児から高校生まで自立を促す仕組みがあり、<br />
　その中で、1919年、ある大企業の経営者によって設立された<br />
　NPOであるジュニア・アチーブメントが活動している。<br />
　このNPOは、全米に200ほどある支部を通じて、<br />
　経済教育プログラムを提供しており、受講生は、全米で300万人にも上る。<br />
　プログラムは、各学年に応じて提供され、実際に指導するのは、<br />
　地域に住むボランティアのビジネスマンや経営者である。</blockquote></p>

<h4>米国人の価値観</h4>

<blockquote>

<p>①"フロンティア精神""アメリカンドリーム"という言葉に代表されるように、<br />
　新しいことに挑戦した人が、既存の組織の中での成功者より<br />
　高く評価されるという価値観がある。</p>

<p>②もともと個人主義の思想が強く、個の確立が行われ、<br />
　アイデンティティの発揮の１つとして、ベンチャー企業の起業が<br />
　位置づけられている。</p>

<p>③リスクに対しては、挑戦する対象という考えが強く、また運悪く<br />
　　失敗した敗者が再挑戦できるような制度（破産法チャプターイレブン）<br />
　　もあり、セーフティネットがある。</blockquote></p>

<p>新しいことに挑戦した人が、既存の組織の中での成功者より<br />
高く評価されるという価値観・・・</p>

<p>この点においては、私の前世はアメリカ人なんじゃないかとさえ思う。</p>

<p>なんの秩序のない世界に、<br />
一から新しい秩序を生み出すことへの喜び。。</p>

<p><br />
（米国では）<br />
<strong>本当に能力のある若者は、起業コースへ向かう可能性がある。</strong></p>

<p><br />
<h4>なぜ起業家の輩出が必要なのか</h4></p>

<blockquote>

<p>社会的に何か意味のあることを成し遂げようとする創造的な<br />
精神の働きが資本主義を作ったのだ。個人それぞれは、<br />
自分のため、お金のためと思っても、総体として社会的に<br />
意義があるように導く装置、それが自由市場であった。</blockquote></p>

<p>つまり、資本主義経済を健全に発展させるためには、<br />
企業が勃興と衰退を繰り返しながら切磋琢磨し、<br />
新しい市場を創り上げていくという好循環が必要不可欠だ。</p>

<blockquote>

<p>日本では、なんらかの意思決定が行われる際に<br />
旧来の伝統やしきたりを重視する傾向が強く、<br />
「出る杭は打たれる」という格言にもあるように、<br />
新しいことに取り組む際のハードルは相対的に高くなっている。</blockquote></p>

<p>この著書では、その思考を持つためには<br />
子供の頃からの教育が重要だという。</p>

<blockquote>

<p>また、企業内ベンチャーも育っていない。一流大学を卒業して、<br />
一流企業でラクな、安定した人生を送ることを夢見ている学生には、<br />
起業のエネルギーはない。<br />
人生には、いろいろな選択肢があり、自分で起業することが、<br />
選択肢の１つとして考えられるようになるためには、欧米のように、<br />
小学生や中学生のうちから自分で会社を起こすことを教え、<br />
起業マインドを高める必要があるのではないか。<br />
（中略）<br />
偏差値教育も変えなければならないが、自立心を育て、<br />
信頼される人間を養成することが先決であろう。</blockquote></p>

<p>すぐに成果を出すのは難しい問題だが、<br />
私自身、企業内ベンチャーを担う者として確かな痕跡を<br />
残したいと思う。</p>]]></description>
            <link>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/21_2118.shtml</link>
            <guid>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/21_2118.shtml</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">事業を立ち上げるということ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">私の書棚</category>
            
            
            <pubDate>Fri, 21 Nov 2008 21:18:15 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>人が創り出す企業文化</title>
            <description><![CDATA[<h3>すごい会社</h3>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="竹.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/%E7%AB%B9.jpg" width="90" height="135" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<h4>業績が伸びる訳</h4>

<p><br />
今日営業活動の中で、<br />
久々にすごい会社だなぁと思う会社に<br />
訪問させていただいた。</p>

<p>今日で2回目の訪問だが、<br />
前回のご出席者と今回と、<br />
とにかくお話させていただいた全ての方が<br />
ビジネスマンとしての交渉力に長けていらっしゃるばかりか、<br />
とても紳士的で、柔らかい物腰。</p>

<p>営業として訪問させていただくには、<br />
こちらが恐縮してしまう程だった。</p>

<p><br />
業者の立場である我々の仕事の進め方への配慮。</p>

<p>良いアウトプットを生み出したいというお気持ちが、<br />
逆にひしひし伝わってくる。</p>

<p><br />
やはり伸びている会社はどこか違う。。</p>

<p><br />
商談の最後に営業手法についてお聞きしたら<br />
そのほとんどが口コミによるものだという。</p>

<p>高い技術力とビジネスの成果に対するお客様のご評価が、<br />
この会社のブランドとして市場にしっかりと浸透している証拠だろう。</p>

<p><br />
<h4>会社の匂い</h4></p>

<p>会社には一歩足を踏み入れたときの匂いというか、<br />
空気感みたいなものがある。</p>

<p>数人の方とお話しただけでも<br />
その会社全体の姿勢や雰囲気がどことなく伝わってくるものだ。</p>

<p><br />
最近増床された真新しいオフィスが素敵だったからじゃない。</p>

<p>それは人が創りだす空気。</p>

<p>私なんかがこんなことを言うのはおこがましいけれど、<br />
この会社の方とお話していたら<br />
なんだか伸びている理由がわかる気がした。</p>

<p><br />
今月立ち上げたデジパワークスは<br />
本当に素晴らしいメンバーに恵まれていると思うが、<br />
外の方にもそんなふうに感じていただけるような会社に成長させたいと思い、<br />
飯田橋をあとにした・・・<br />
</p>]]></description>
            <link>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/19_2319.shtml</link>
            <guid>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/19_2319.shtml</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">日々の仕事の中で・・・</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 19 Nov 2008 23:19:48 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>自分だけの何か・・・</title>
            <description><![CDATA[<h3>ここに在る魂</h3>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="yuki.png" src="http://vietnam-bridge.com/yuki.png" width="300" height="151" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<h4>生きることに真剣な人</h4>

<p><br />
一昨日のブログにコメントをくれたYukiさんは、<br />
ミュージシャンである。</p>

<p><a href="http://presence-of-soul.com/">Presence of soul</a>というバンドのヴォーカルでギター。<br />
2005年にシングル「FADE OUT」でデビュー。<br />
その後も続々とCDを発売し、<br />
近々フランスのレーベルMUSEAより<br />
ヨーロッパを中心に12カ国でのリリースも決定している。</p>

<p></p>

<p></p>

<p>彼女と初めて会ったのは5年前。</p>

<p></p>

<p>意外に思われるかもしれないがきっかけは職場だ。</p>

<p><br />
当時私は美容情報誌の編集責任者をしていて、<br />
彼女は派遣社員としてアシスタントをしてくれていた。</p>

<p><br />
高いビジネススキルと責任感で、<br />
当時寝る間もなかった私を、<br />
物理的にも精神的にもいつも助けてくれた。<br />
その頃のことを思うと本当に幾ら感謝してもしきれない。</p>

<p></p>

<p>確か・・・最初はそれぞれ違う仕事をしていたのだが、<br />
私から一緒に働いて欲しいと声をかけた。</p>

<p><br />
今考えるとそれは本当に不思議なインスピレーションだった。</p>

<p><br />
なんでこんなに仕事ができる人が<br />
正社員ではなく派遣という働き方を選んでいんだろう、、と思っていたが<br />
彼女がミュージシャンであることを知ったのは、<br />
しばらく経ってからだった。</p>

<p><br />
会社で働いているのは仮の姿で、<br />
彼女にはものすごく深いアイデンティティがあり、<br />
自分を表現する場所があって、<br />
それが時間を経るほどに少しずつ見えてくるのが<br />
とても魅力的だった。</p>

<p><br />
<h4>音楽と仕事に共通するもの</h4></p>

<p>それから私たちは、<br />
数えられないくらい何度も飲みに行き、<br />
数えられないくらい答えのない議論を繰り返してきたように思う。</p>

<p><br />
彼女は音楽に、私は仕事に、常に悩み、<br />
世渡りも決してうまいほうではないのだけれど、<br />
ただ共通して、ひたすらに自分とは何者かを問い続け、<br />
何かを表現したい、自分が生きた証を残したいという想いが<br />
常に根底にある。</p>

<p>そしてその大きな夢と現実のギャップ、周囲との調和に<br />
いつも悩んでいる。</p>

<p>フィールドは全く違うのに、なぜだか共感ポイントも、<br />
つまづき悩むポイントも、驚くほどシンクロする。</p>

<p><br />
彼女はいわゆるビジネスマンではないけれど、<br />
音楽や自分というバリュー（価値）が、<br />
どうすればマーケットに受け入れられてもらえるかを考え抜き、<br />
バンドのメンバーをマネジメントし、<br />
関係者を動かし、販路を開拓し、ファン（顧客）を大切にするという、<br />
それはまさにビジネスの構図そのものだ。</p>

<p><br />
人が何か自分だけの価値を創り出したいと想う感覚、<br />
そのために必要なスキルはジャンルを問わず共通なのだと、<br />
彼女と話しているとまるで鏡を見るように<br />
自分が日々悶々と感じていた色んなことがクリアに見えるようになる。</p>

<p>ところが思考が似ているので、二人で必死に考えても<br />
あまり画期的な解決策は出ないのだけど（笑）。</p>

<p><br />
とりあえず、その日の二人で飲んだ帰り道だけ心が晴れ晴れする。</p>

<p><br />
誰かと分かり合えることの喜び・・・かな。</p>

<form mt:asset-id="121" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="1ba9535e.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/1ba9535e.jpg" >

<p><br />
いつもありがとう。。<br />
これからも応援しています！</p>]]></description>
            <link>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/18_1939.shtml</link>
            <guid>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/18_1939.shtml</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">憧れのビジネスマン</category>
            
            
            <pubDate>Tue, 18 Nov 2008 19:39:27 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>【書評80】「成功」と「失敗」の法則</title>
            <description><![CDATA[<h3>心が折れそうなときのアイテム</h3>

<h4>①シュークリーム</h4>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="200px-Shu-cream.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/200px-Shu-cream.jpg" width="199" height="165" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
仕事をしていると、時々やるせないことがある。</p>

<p><br />
愚痴を言わず、言い訳をせず、<br />
日々の努力を怠らず、<br />
・・・と、どんなに心がけていても</p>

<p>「でもさー、これはどう考えてもありえなくないか？」</p>

<p>と思うことがある。</p>

<p>割と頻繁に。</p>

<p></p>

<p><br />
ある社長さんが言っていた。</p>

<p>起業するというのは、言い訳ができなくなることだと。</p>

<p>どんな理不尽なことが起きようが、<br />
例えば誰かに騙されて、100%自分に非がなかったとしても、<br />
それも含めてその現実を招いたのは自分の責任なのだ。<br />
すべてをそう捉えて、自分の力で打開策を見出すしかない。</p>

<p>良くも悪くも、「結果」がすべてなのだ。</p>

<p>上司が悪い、部下が悪い、商品が悪い、<br />
お客様がありえない、関連部署の理解がない、<br />
経営資源が足りない、、、etc･･･</p>

<p><strong>「誰か（何か）のせいにできるのは雇われている人の特権だね」</strong></p>

<p>そう一笑された日のことが忘れられない。</p>

<p></p>

<p><br />
ほとんどの人は何かがうまくいかないとき、<br />
必ず言い訳をする。</p>

<p></p>

<p>一生会社の歯車の中で生きるのならそれもいいだろう。</p>

<p><br />
雇われるとはある意味、<br />
権利の主張であり、成果のアピールであり、<br />
そうやって社内の誰かに評価されることで<br />
自分の値段（=企業における価値）が決まる。</p>

<p>言い訳がうまいというのも、重要な処世術かもしれない。</p>

<p><br />
でも自分というブランドだけで生きていくなら<br />
そんな自己正当化にはなんの意味もない。</p>

<p><br />
私は悪くない！と幾ら叫んでみても、<br />
売上げが立たず事業が存続できなくなった時点で<br />
私の話など誰も聞いてはくれないのだ。</p>

<p><br />
・・・と、わかってはいるけど、<br />
まだまだ自分の心に折り合いが付けられない私。</p>

<p>そんな日は、シュークリームを食べる。</p>

<p><br />
シュークリームは卵と牛乳と幸せでできている。</p>

<p><br />
<h4>②稲盛和夫さんの本</h4></p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="2531L.png" src="http://vietnam-bridge.com/2531L.png" width="150" height="215" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
シュークリームよりもう少し、<br />
本質的で、効果が持続するアイテム。</p>

<p>私にとってのそれは稲盛和夫氏の著書だ。</p>

<p><br />
京セラ、KDDIの創業者にして、<br />
私が最も尊敬する偉大な経営者の言霊に触れるたび、<br />
私はもう一度<br />
自分を、他人を、未来を信じてみようという気持ちになれる。</p>

<p><br />
この週末も一冊手に取った。</p>

<blockquote>

<p>●人間はこの世に生を受けたときは原石のようなものであり、<br />
　後天的に磨き上げることではじめて光り輝く宝石のような、<br />
　素晴らしい人格者になることができる。</p>

<p>●人生における「真の成功」とは、この世に生まれたときより、<br />
　少しでも美しく善い人間となれるよう、その魂を高め、浄め、<br />
　磨きあげていくことにあると、私は信じている。</p>

<p>●リーダーが持つべき資質について、中国明代の思想家である<br />
　呂新吾は、「深沈厚重なるは、これ第一等の資質」と、<br />
　著書『呻吟語』で述べています。<br />
　つまり、リーダーとして一番重要な資質とは、<br />
　常にものごとを深く考える重厚な性格だというのです。</p>

<p>●現在の社会は、不正が平然と行われていたり、<br />
　利己的で勝手な行動をとる人がいたりと、<br />
　決して理想的なものではないかもしれません。<br />
　しかし、世の中がどうであろうと、<br />
　私は「人間として何がただしいか」を自らに問い、<br />
　誰から見ても正しいことを、つまり、人間として普遍的に正しいことを追求し、<br />
　理想を追い続けようと決めたのです。<br />
　<br />
●美しい心を持ち、夢を抱き、懸命に誰にも負けない努力を重ねている人に、<br />
　神はあたかも行く先を照らすたいまつを与えるかのように<br />
　「知恵の蔵」から一筋の光明を授けてくれるのではないでしょうか。</blockquote></p>

<p><br />
一番心に残った稲盛氏の表現。</p>

<p><strong>純粋な心、情熱、そして努力</strong></p>

<p><br />
岡崎史の主成分もこんな感じであれたらいいと思う。</p>

<p>あとは笑いが少々。。</p>]]></description>
            <link>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/17_2018.shtml</link>
            <guid>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/17_2018.shtml</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">日々の仕事の中で・・・</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">私の書棚</category>
            
            
            <pubDate>Mon, 17 Nov 2008 20:18:37 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>【書評79】新規事業がうまくいかない理由～「プロ」が教える成功法則</title>
            <description><![CDATA[<h3>（株）フロイデ　坂本圭一著</h3>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="41U96cdzueL__SL500_AA240_.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/41U96cdzueL__SL500_AA240_.jpg" width="240" height="240" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<h4>新規事業は難しい</h4>

<p>ジャケ買いならぬ、タイトル買い。</p>

<p><br />
自慢じゃないが、私、新規事業の立上げ経験の数なら<br />
なかなか人に負けないと思うが、<br />
その分、撤退という局面に遭遇することも少なくなかった。</p>

<p>一番思い出深かったのは、<br />
海外旅行情報誌の創刊。</p>

<p>そのために新規採用で20名近くの組織を作り、<br />
創刊前一年近くに渡って準備、<br />
壮絶な営業活動を繰り広げ、予算達成、<br />
チームワーク・職場の雰囲気ともに最高の<br />
奇跡的な組織だった。</p>

<p>ところが、ほぼすべての準備が整った創刊一ヶ月前、<br />
SARSウイルス（重症急性呼吸器症候群）が中国を中心に猛威をふるい、<br />
アジアから旅行者が消えた。</p>

<p>急遽特集をヨーロッパ方面に切り替え、なんとか創刊してみたものの、<br />
その直後にイラク戦争が勃発。</p>

<p>結局、私たちが全魂を注ぎ込んだその海外旅行誌は、<br />
わずか3ヶ月であっけなく廃刊となった。</p>

<p>廃刊が決まったその日、チームは解散、みんな泣いた。。</p>

<p><br />
事業どころか会社ごと解散してしまったこともあった。</p>

<p>発表からわずか3日後にはオフィス撤収、<br />
1週間後には解雇処分となった。<br />
そのときはあまりの出来事に状況がよく飲み込めず、<br />
怒ったり泣いたりすることさえないまま、<br />
気が付いたら、無職になっていた。</p>

<p><br />
移り変わりの早い時代の流れも、<br />
権力争いに翻弄され、二転三転する上層部の意思決定も、<br />
もうそれくらいのことでは心が動じなくなった。</p>

<p><br />
そして思う。</p>

<p>なんで新規事業ってこんなにもうまくいかないんだろう・・・</p>

<p><br />
新規事業さえうまくいけば、<br />
自分も仲間もお客様も、みんなが幸せでいられたのにと。</p>

<p><br />
<h4>新規事業がうまくいかない理由</h4></p>

<blockquote>

<p>●就職先に大企業を選んだ時点でその人のなかには、<br />
　安定した組織で生きていきたいという気持ちが<br />
　少なからずあるわけですから、そういう人が最後まで<br />
　命がけで踏ん張れるかといったら、それは無理だと思います。</p>

<p>　（中略）</p>

<p>　大企業に優秀な人材がそろっているといっても、そこには<br />
　起業して成功した人はいないのです。<br />
　起業経験者は創業時の社長だけ、あとは秩序を維持しながら<br />
　働くのが得意な社員がいるというのが普通の組織ですから、<br />
　<strong>何もないところに一から秩序を作る能力がある人のことなど、<br />
　わかりっこないのです。</strong></p>

<p>●ほとんどの日本人は、考えるというのは調べることなのだと<br />
　勘違いしています。</p>

<p>●これから新しいビジネスをはじめるのに、こうすればうまくいくという<br />
　正解などありませんし、あっても知っているのは神様だけです。<br />
　<strong>でも、その神の領域に近づくことはできます。<br />
　それは、"最善"を目指して、ひとつのことに対して<br />
　ああでもないこうでもないと、周囲が呆れるくらいのしつこさと情熱で、<br />
　試行錯誤を繰り返すということです。</strong></p>

<p>●最悪なのは、撤退の踏ん切りがつかないので、<br />
　とりあえず予算を半分にして継続するといったケース。<br />
　これは、最初の計画の半額で家を建てろといっているのと<br />
　同じですから、もはやその事業が大成する可能性はなく、<br />
　続けることだけが目的の無駄づかいでしかありません。</p>

<p>●かかわる五十人全員が高いモチベーションを要求されるビジネスは、<br />
　起業がやるビジネスとしては適当でない。<br />
　しかし、モチベーションが高い人は五人いれば十分、あとの四十五人は<br />
　むしろ、与えられた役割をきちんとこなすサラリーマン的な働き方を<br />
　してもらったほうがいいというビジネスモデルのほうが<br />
　成功の可能性は高い。</blockquote></p>

<p>読みながら何度も大きく頷いてしまった。</p>

<p>企業内起業である「新規事業」と、<br />
本当にゼロから事業を興す「起業」とは違う。</p>

<p>私がやってきたことも企業内起業に過ぎないから、<br />
どんなに心は傷ついても、<br />
確かに本当の意味での大きなリスクはなかった。</p>

<p>自分も含め、<br />
「企業内起業のほうがいくら経営資源に恵まれていようが、<br />
失敗したら帰る場所がないという覚悟で襲いかかってくる集団」<br />
＝本物の起業家には、簡単には勝てないのだ。</p>

<p>結局、事業を成功させるか否かは、<br />
能力よりもどれだけ高いモチベーションを維持できる集団であるか、<br />
リスクを背負う覚悟があるかどうか。</p>

<p><br />
その証拠に、業績の悪い企業の新規事業のほうが、<br />
業績の良い企業の新規事業より成功確立が高いのだそうだ。</p>

<p>業績の良い企業の優秀な人材がどれだけ多く集められても、<br />
もう後がないという、ギリギリの精神力が生み出すエネルギーには<br />
到底及ばないのだという。</p>

<p><br />
<h4>夢のためなら死ねるのか</h4></p>

<p>なんで皆もっと挑戦しないんだろう、<br />
なんで皆もっと必死にならないんだろう、<br />
いったい何を守ろうとしてるんだろう？</p>

<p>大きな組織の中で幾度もそう思ったことがあるが、<br />
それはむしろサラリーマンという生き方を選んだ人にとっては<br />
常識的な反応なのだ。</p>

<p>常識外の行動を求めること自体が間違っている。<br />
仮になんとか一時的にパワーを集められたとしても、<br />
常識外の行動を取り続けなければ存続できないような事業は<br />
たった一人が辞めただけ瞬間に簡単に破綻したりする。</p>

<p>そんな類のものは、そもそも企業内起業として興すべきではないだろう。</p>

<p><br />
ところが、本当の起業家たちはそうではない。</p>

<blockquote>

<p><strong>自分たちでベンチャー企業を起こそうなどという人には、<br />
そういう常識がありません。<br />
だから、自分の夢のためなら死んでもいいといった、<br />
普通の人には理解できないような行動を平気でとることが<br />
できるのです。</strong></blockquote></p>

<p><br />
<strong>自分の夢のためなら死んでもいい。</strong></p>

<p><br />
私は例え社内起業であっても、<br />
それくらいの決意と覚悟で、<br />
自分が手がけた事業は必ず成功させる、<br />
そういうコミット力の高い「炎の集団」でありたいと思う。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/13_2013.shtml</link>
            <guid>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/13_2013.shtml</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">事業を立ち上げるということ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">私の書棚</category>
            
            
            <pubDate>Thu, 13 Nov 2008 20:13:35 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>【書評78】「ヴィレッジ・ヴァンガード」で休日を</title>
            <description><![CDATA[<h3>ヴィレッジ・ヴァンガード代表取締役　菊池敬一著</h3>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="31624852.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/31624852.jpg" width="180" height="250" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<h4>夢と希望の創業記</h4>

<p><br />
情緒的なタイトルだが、小説ではない。</p>

<p><br />
「<a href="http://www.village-v.co.jp/">ヴィレッジ・ヴァンガード</a>」とは、<br />
現在全国に287店舗にも及ぶ本屋さん。</p>

<p>東京にも随分増えているが、<br />
いわゆる「書店」ではないので馴染みのない方も多いかもしれない。</p>

<p>名古屋から起業し、そのユニークな業態が新しい書店モデルとして<br />
創業以来、売上記録連続更新しているというから驚きだ。</p>

<p><br />
<strong>「日本の本屋の景色を変えよう。本屋には夢も希望もある。」</strong></p>

<p><br />
<h4>著者紹介</h4></p>

<p><strong>菊池敬一（きくち　けいいち）</strong></p>

<p>ヴィレッジ・ヴァンガード代表取締役。<br />
1948年北海道生まれ。<br />
青山学院大学卒業。書店勤めを経て、39歳で独立。<br />
名古屋で遊べる本屋「ヴィレッジ・ヴァンガード」を設立。<br />
独自の定番リスト、POP、ディスプレイによるプレゼンで<br />
唯一無二の書店としてその地位を確立。</p>

<p><br />
<h4>「唯一無二」の店舗経営</h4></p>

<p>「ヴィレッジ・ヴァンガード」は<br />
現存するニューヨークのジャズクラブから採ったらしい。</p>

<p>とにかくジャズに関する名前にしたがったというのが、<br />
創業者のこだわりだ。</p>

<p>ヴィレッジ・ヴァンガードのユニークさは<br />
訪れてみないとなかなかお伝えしづらいのだが、</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="20071031213620.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/20071031213620.jpg" width="160" height="240" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="2635wm_img_w2.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/2635wm_img_w2.jpg" width="240" height="160" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="080817_1.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/080817_1.jpg" width="240" height="180" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
※一番下はヴィレッジヴァンガードプロデュースのハンバーガーショップ</p>

<p><br />
こんな感じ。。</p>

<p><br />
いわゆるベストセラーをランキングにしてディスプレイしたり、<br />
新刊を平積みにしている「普通の書店」を想像してはいけない。</p>

<p>とにかく店舗全体がエンターテイメントというか、<br />
空間そものが楽しいのである。</p>

<p><br />
今でこそ全国に287店を数え、<br />
ジャスダックに上場も果たしたヴィレッジヴァンガードだが、<br />
創業10年頃に書かれたこのエッセイに書かれている<br />
菊池氏が掲げるモットーがいい。</p>

<blockquote>

<p><strong>「少ない在庫と少ない人員で、コンセプトを守り、節操を曲げず、<br />
あまり多くないお客様を大事にし、ほどほどの売上をあげ、<br />
書店員としての矜持を持ち、自分のライフスタイルを売り場に反映させ、<br />
商品と商品にかかわる事務を愛し、生き生きと仕事をしよう」</strong></blockquote></p>

<p><br />
どこまでが本心かわからない<br />
自嘲気味でユーモア溢れる魅力的な文章表現。</p>

<p>でもその中に、創業者の頭の良さと、<br />
仕事、というか、生き方そのものに対する<br />
ゆるぎない彼の個性と信念を感じる<br />
珍しいタイプの「経営書」だ。</p>

<blockquote>

<p>見果てぬ夢ではあろうが、僕には夢がある。<br />
浮いた金が一億くらいあって、商品を全て現金決裁することである。<br />
当然、しゃらくさい請求書もない。<br />
したがって、それをファイルする必要もない。<br />
精神衛生上とてもいいことだ。</p>

<p>（中略）</p>

<p>何よりキッタハッタの感じがいい。髭はやして、ハンチング被って、<br />
サングラスかけて、太い金の指輪。これで決まり。<br />
儲けたら黒塀のある和風豪邸を建て、庭に錦鯉、応接間に刀剣、<br />
虎の敷物、聞こえてくる広沢虎造。いいなぁ。<br />
もっと儲けて売上が百億くらいになったら、店頭上場して持ち株会社を作り、<br />
社名を「菊池組」にする。そこで最終目標の「君臨すれど統治せず」をやる。<br />
</blockquote></p>

<p><br />
<h4>創業の誓い</h4></p>

<p><br />
・・・と、最後までこんな調子で書かれた本だが、<br />
創業当時を振り返った「あとがき」を読んだら涙が出た。</p>

<blockquote>

<p>開店の準備をしている頃、女房と語り合ったことで今でも鮮明に<br />
覚えていることがある。<br />
<strong>「新刊やベストセラーに頼らず、<br />
売りたいものをわかってくれる人だけに売ろう。<br />
そのためのプレゼンテーションに、ない知恵を絞ろう。<br />
売上げが悪くても明るく耐えよう。<br />
やりたいことのために清貧に甘んじよう。<br />
とりあえず、身を粉にして働こう。」</strong></p>

<p>（中略）</p>

<p>売上を増やす方法は少なからずある。<br />
僕らはそれについて、語り合い、喧嘩もした。<br />
彼女は真面目に悩み、僕は相変わらず馬鹿なことを言い続けた。<br />
堂々巡りの結論はいつも、<br />
<strong>「せっかく作った夢のような空間を大事に育てていこう」</strong>だった。<br />
そのたびに僕らは晴れ晴れとした気分になり、入魂の仕事をした。</p>

<p>（中略）</p>

<p>「本のあとがき」を書くような人生は想像しなかった。<br />
書き忘れたままでいたいが、<br />
毎週の拙文にさんざん文句を垂れてくれた女房に<br />
いやいやながら感謝する。</blockquote></p>

<p>翻って、私自身の仕事の仕方を考えた。</p>

<p>様々な業界で沢山の事業を立ち上げているうちに、<br />
結局自分が何屋かわからなくなった。</p>

<p>プロダクトアウト（※1）ではなく、マーケットイン（※2）もどきの<br />
思想ばかりが染み付いて、</p>

<p>「何をやれば儲かるかなぁ？」<br />
「そんなことやっても儲からないよ」</p>

<p>毎日そんな議論ばかりしている自分がいる。</p>

<p>でも、一方で、<br />
書店経営という、一般的には差別化がしづらく<br />
若者の本離れが進んでいるとか、利益も薄いとか言われる業態でも<br />
強い個性を打ち出して、大きく業績を伸ばす経営者がいる。</p>

<blockquote>

<p>※1<br />
プロダクトアウト･･･企業が商品開発・生産・販売活動を行う上で、<br />
企業側の都合（論理や思想、感性・思い入れ、技術など）を優先するやり方。<br />
"作ってから売り方を考える方法"といえる。<br />
※2<br />
マーケットイン･･･企業が商品開発・生産・販売活動を行う上で、<br />
商品・サービスの購買者のニーズ優先し、ユーザー視点で商品開発を行い、<br />
ユーザーが求めているものを求めている数量だけ提供していこうという<br />
経営姿勢。"売れるものだけを作り提供する方法"といえる。</blockquote></p>

<p><br />
マーケットインがいいとか悪いかという話ではない。</p>

<p>中途半端なマーケット志向で、<br />
売れないのを市場のせいにするくらいなら<br />
好きなものを徹底的に売ることだけを考えて生きていたい。</p>

<p><br />
お金や権力や名声はあくまで副産物に過ぎなくて、</p>

<p><strong>ただ一つの、自分が好きなことをやり続ける人の強さ。</strong></p>

<p><br />
<h4>かつての私を元気づけてくれたもの</h4></p>

<p>ちなみに、私は新卒のとき同期で一人名古屋赴任を命ぜられた。</p>

<p>夢に描いていた東京でのOL生活が一転、<br />
友達も家族もいないその土地で、随分淋しかった思い出がある。</p>

<p><br />
その頃週末によく通っていた郊外の本屋があった。</p>

<p><br />
そこに行けば心がわくわくした。<br />
他の書店とは明らかに違う品揃えの本と、<br />
1人暮らしの部屋を明るくしてくれる可愛い雑貨を探しては、<br />
よく買っていた。</p>

<p><br />
名古屋にいたのは2年間だけで、<br />
もう地名も書店名も全然覚えていなかったのだが、<br />
この本を読んではっとした。</p>

<p><br />
あれは多分、、</p>

<p><br />
当時はまだ名古屋近辺にしか存在していなかった<br />
ヴィレッジヴァンガードだったんだ。。</p>]]></description>
            <link>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/11_1944.shtml</link>
            <guid>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/11_1944.shtml</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">事業を立ち上げるということ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">私の書棚</category>
            
            
            <pubDate>Tue, 11 Nov 2008 19:44:42 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>【書評77】ビジネスマンのための「読書力」養成講座</title>
            <description><![CDATA[<h3>新メンバー加入</h3>

<h4>新会社設立</h4>

<p>「デジパワークス」という会社を立ち上げた。</p>

<p>そのデジパワークスのメンバーとして、<br />
今日から新たに2名の戦力がジョイン。</p>

<p>1名は営業マン。<br />
1名はデザイナー。</p>

<p>デジパワークスを担う重要な戦力だ。</p>

<p><br />
デジパワークスの担当役員として、<br />
私自身気持ちを新たに、<br />
お二人の活躍とデジパワークスの事業拡大に<br />
大きな期待を寄せている。</p>

<p>今後とも、宜しくお願いします！</p>

<p><br />
<h3>小宮一慶著</h3></p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="32135086.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/32135086.jpg" width="150" height="237" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<h4>読書の秋</h4>

<p>話は変わるが、めっきり秋も深まり、<br />
やっぱり秋といえば読書の秋だよなぁ。。と思う今日この頃。</p>

<p>先日ふらっと入った書店で、<br />
「読書の秋」特集として、読書術系の書籍が<br />
特設ワゴンに大量に平積みされていて<br />
その販促戦略にはまり、まんまと20冊近く大量購入してしまった。</p>

<p>例えば・・・</p>

<p>今をときめくスーパーキャリアウーマン、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%9D%E9%96%93%E5%92%8C%E4%BB%A3">勝間和代</a>さんの<br />
「<a href="http://www.amazon.co.jp/%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E9%80%B2%E5%8C%96%E8%AB%96~%E4%BA%BA%E3%81%AF%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%96%E3%81%A7%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%80%82%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%96%E3%81%AB%E8%B2%A0%E3%81%91%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B~-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8101%E6%96%B0%E6%9B%B8-1-%E5%8B%9D%E9%96%93-%E5%92%8C%E4%BB%A3/dp/4098250012">読書進化論～人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか</a>」</p>

<p>「<a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%80%B1%E6%9C%AB%E8%B5%B7%E6%A5%AD-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E8%97%A4%E4%BA%95-%E5%AD%9D%E4%B8%80/dp/4480061274">週末起業</a>」で一斉を風靡した<a href="http://www.kfujii.com/fujii/index.html">藤井孝一</a>さんの<br />
「<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%8A%95%E8%B3%87%E5%8A%B9%E7%8E%87%E3%82%92100%E5%80%8D%E9%AB%98%E3%82%81%E3%82%8B-%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E9%81%B8%E6%9B%B8-%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E8%A1%93-%E8%97%A4%E4%BA%95-%E5%AD%9D%E4%B8%80/dp/4534044577">投資効率を100倍高めるビジネス選書&読書術</a>」</p>

<p>東洋経済新報社の累計20万部を超える人気シリーズ、<br />
「ハックシリーズ」の<br />
「<a href="http://www.amazon.co.jp/READING-HACKS-%E2%80%95%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%AF-%E8%B6%85%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%88%E7%94%9F%E7%94%A3%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%80%8C%E8%AA%AD%E3%82%80%E3%80%8D%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%81%A8%E7%BF%92%E6%85%A3-%E5%8E%9F%E5%B0%BB/dp/4492043195">READING　HACKS！読書ハック！<br />
～超アウトプット生産のための「読む」技術と習慣</a>」</p>

<p><br />
私はこれまで、「○○読書術」「○○速読術」というタイトルの、<br />
この手の本をもう何冊買ったかわからない。</p>

<p>実際役に立ったことはほとんどないのに、<br />
なぜか「読」とか「本」とかいう文字がタイトルについているのを見ると<br />
つい買いたくなってしまう・・・</p>

<p>でも結局、速読なんてそう簡単に身に付くものでもなくて、<br />
ましてや、速読を勉強してから本を読もうなんて、<br />
本末転倒な気がする。</p>

<p>まずこの人、この分野のことが知りたい、という欲求があって、<br />
その媒体がたまたま本というツールであり、<br />
好奇心や知識欲求に従って沢山読んでいるうちに<br />
自然と読むのも早くなる、というのが<br />
私が考える美しい「速読術」である。</p>

<p>興味のある分野、自分が詳しい分野だと、<br />
必然的に理解が速く、頭の処理速度に比例して、<br />
文字を追うスピードも速くなる。</p>

<p>私の速読術は、「飛ばし読み」に近いと<br />
以前この<a href="http://vietnam-bridge.com/articles/2008/10/06_2105.shtml">ブログ</a>にも書いたことがあるが、<br />
私の感覚に非常に近いことが書かれた読書術が<br />
経営コンサルタントの小宮一慶氏によるこの本だ。</p>

<blockquote>

<p>速読とは、ある意味、最初からある程度決めてかかって読む読書です。<br />
得たい情報と、捨てる情報を一瞬で判断して決めながら読む方法です。<br />
となると、捨て方を間違えると本質が得られません。やはりその際には、<br />
<strong>経験やそれまでの勉強が重要</strong>になります。</p>

<p>速読で問われるのは、全体をいかに速く読むかではなくて、<br />
必要十分な情報をいかに速く手に入れるかです。<br />
（中略）<br />
だから、ある程度のベースがないと無理なのです。ベースがなければ、<br />
そもそもなにが必要なのかも分からないわけですから、当然、<br />
必要な情報が見えてくることはありません。</p>

<p><strong>速読は、単に同じ本を速く読む方法という、<br />
スピードの問題ではありません。<br />
それは、ポイント、要点をすばやく拾うための手段であり、読書法です。</strong></blockquote></p>

<h4>経営術</h4>

<p>読書術とはちょっとずれるが、経営に関する記述も参考になった。</p>

<blockquote>

<p>経営の本質とは、「<strong>企業の方向づけ・資源の最適配分・人を動かす</strong>」の<br />
三つであるということです。<br />
だから、個々の会社のオペレーションについてはそれほど知らなくても、<br />
経営の本質をつかまえることによって、会社を動かすことができます。</blockquote></p>

<p>この「抽象度」を上げる（細かいオペレーションを知らなくても、経営という<br />
抽象度の高い仕事ができるようになる）については、<br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%AB%E7%B1%B3%E5%9C%B0%E8%8B%B1%E4%BA%BA">苫米地英人</a>氏の著書が私は好きだが、これについてはまた後日・・・</p>

<p><br />
最後に、<br />
本を読もうと決意しても、なかなか習慣化できないあなたへ。</p>

<blockquote>

<p>やはり、人は、行き詰まると、知識を求めます。勉強したくなります。<br />
そのときが、チャンスだと思います。そのためには行き詰まるほど<br />
考えなければダメです。</blockquote></p>

<p>本が読めないのは、まだあなたが本当に行き詰まっていないからかも・・・？</p>

<p><br />
また、一時期の私がそうだったのだが、<br />
本でばかり勉強して頭でっかちになってる割に、<br />
現実の成果が伴わないあなたへ。</p>

<blockquote>

<p>実務と本質、ほんとうに、どちらも大切です。いわば車の両輪です。<br />
もし、どちらかを軽視する人がいるとしたら、タイヤが小さいのです。<br />
これを両方やっていくにつれ、両方のタイヤが大きなリ、車は、<br />
でこぼこ道も乗り越え、速く走れるようになります。<br />
（中略）<br />
世の中が、ほんとうのところ、どうなっているのかを常に見据えて<br />
いただきたい。<br />
（中略）<br />
そして、この両方のタイヤをバランスよく大きくしていくのに役立つのが、<br />
読書なのです。</blockquote></p>

<p><br />
いや～、読書って本当にすばらしいなぁ。。</p>]]></description>
            <link>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/10_2026.shtml</link>
            <guid>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/10_2026.shtml</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">私の書棚</category>
            
            
            <pubDate>Mon, 10 Nov 2008 20:26:09 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>新風を起こす</title>
            <description><![CDATA[<h3>組織再生</h3>

<p>来月から新人の営業マンと、<br />
デザイナーのアルバイトさんが入社する。</p>

<p>PCのセットアップをしていたら、<br />
夜になってしまったので、<br />
残業していたクリエイティブの女の子を交えて<br />
会議室でピザパーティ。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="200811071937000.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/200811071937000.jpg" width="240" height="134" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p>あとはコーディネータの採用でほぼ組織ができあがる。</p>

<p>あ、そういえば今日から<a href="http://www.find-job.net/fj/showjob.cgi?id=71181&from=23">Find Job</a>に掲載されている。</p>

<p><br />
来週から、いよいよ新組織本格稼動だ。</p>

<p>このメンバーならきっとミラクルも起こせる気がする。</p>]]></description>
            <link>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/07_2343.shtml</link>
            <guid>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/07_2343.shtml</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">日々の仕事の中で・・・</category>
            
            
            <pubDate>Fri, 07 Nov 2008 23:43:09 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>何をするかより誰と働くか</title>
            <description><![CDATA[<h3>Precious carrier！</h3>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="l-5b956dca.jpg" src="http://vietnam-bridge.com/l-5b956dca.jpg" width="180" height="240" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<h4>アルバイト募集</h4>

<p>以前にもこの<a href="http://vietnam-bridge.com/articles/2008/07/28_1211.shtml">ブログ</a>でご紹介したことがあるが、<br />
弊社では、<a href="http://creator.digiper.com/">デジパ・クリエイターズネット</a>という、<br />
企業とクリエイターをマッチングさせる人材事業を行っている。</p>

<p>ベトナム事業と並行して春から私のほうで管轄していた事業だが、<br />
お陰様で多くの企業様からのニーズをいただいて、<br />
このたび、弊社の事業の一つの大きな柱として拡大させるべく<br />
「クリエイターサポート事業部」を発足した。</p>

<p>正社員採用活動は、ほぼ一段落して、<br />
現在は、アルバイト募集中。</p>

<p>条件は2つ。</p>

<p>事業の立ち上げ・成長の現場を一緒に体感していただけることに<br />
モチベーションを感じてもらえること。</p>

<p>クリエイターさんへの連絡、案件管理、キャリア相談など<br />
この事業の根幹となる部分をサポートいただける<br />
コミュニケーション力の高い人材であること。</p>

<p>詳しくは、明日以降<a href="http://www.find-job.net/">Find　Job</a>にて掲載の予定。</p>

<p><br />
で、今日その求人掲載のために、<br />
新組織のメンバーで写真撮影を行ったのが上の写真。</p>

<p><br />
なんだか、やけに嬉しそう・・・私。</p>

<p><br />
今時の若者は、仲間とかチームワークとか、<br />
暑苦しいのはあんまり好まないのかもしれないけど・・・</p>

<p>やっぱり私は、仕事という社会活動の中で、<br />
人との関わりを大切にできることを何より重要視したい。</p>

<p><br />
<h4>誰と一緒にバスに乗りたいか</h4></p>

<p>これまで様々な企業で様々な事業の立ち上げを行ってきた私は、<br />
一番直近の、つまりデジパに入社するときにただ一つだけ<br />
心に決めていたことがある。</p>

<p>それは、</p>

<p><strong>何をするかより、誰と働くか</strong></p>

<p>ということ。</p>

<p>私は何事も体験してみないと気が済まないほうなので、<br />
仕事においても、<br />
興味のあること、やってみたかったこと、働いてみたかった会社は<br />
一通り全部体験してきたという自負だけはある。</p>

<p>で、私の場合、<br />
結局行き着いた答えがそれだった。</p>

<p>でもあながち間違ってもない結論だと思っている。</p>

<p><br />
ジェームズ・C. コリンズの名著、<br />
『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%BC-2-%E9%A3%9B%E8%BA%8D%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BBC-%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BA/dp/4822242633">ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則</a>』 の中でも</p>

<p><strong>最初に人を選び、その後に目標を選ぶ</strong></p>

<p>と言っている。</p>

<p>事業を始める上でまず重要なことは、<br />
新しいビジョンと戦略を設定することよりも<br />
<strong>最初に適切な人をバスに乗せる</strong>ことだとコリンズはいう。</p>

<p>偉大な企業への飛躍を指導したリーダーは、<br />
「<strong>適切な人がそれぞれにふさわしい席に坐ってから、<br />
どこに向かうべきかを決めている</strong>」</p>

<p>そしてコリンズはこう結論付ける。</p>

<p>「人材こそが最も重要な資産だ」という格言は間違っていた。<br />
<strong>人材が最重要の資産なのではない。<br />
適切な人材こそがもっとも重要な資産なのだ。</strong></p>

<p><br />
私たちと楽しく一緒に働いてくれる方、待ってます！<br />
</p>]]></description>
            <link>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/05_2101.shtml</link>
            <guid>http://vietnam-bridge.com/articles/2008/11/05_2101.shtml</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">事業を立ち上げるということ</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 05 Nov 2008 21:01:00 +0900</pubDate>
        </item>
        
    </channel>
</rss>
